- どのプログラミング言語を学ぶべきなの?
- 初心者向けのプログラミング言語は?
- プログラミング言語を身に付けたい!
と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『初心者におすすめのプログラミング言語と選び方のポイント』を理解すると、最適なプログラミング言語を選んで学習を始められますよ。
「プログラミングの勉強を始めよう!」としたとき、プログラミング言語がたくさんあってどれから学べばいいのか迷いますよね。
この記事では、初心者でも学びやすい言語と特徴を紹介します。
まずは、『プログラミング言語ってそもそもなに?』から解説しますね。
※『今すぐおすすめのプログラミング言語を学びたい』という方は、『 自分に合った言語を学ぶ!初心者向けプログラミングスクール4選』をクリックするとすぐに飛べますよ!
目次
プログラミング初心者は、言語選びで挫折率を低くできる!

プログラミングにはじめて触れる人は、適当に言語を選ばないようにしましょう。
なぜなら言語によって開発できる内容やスキルとしての需要、習得難易度が違うからです!
「人気があるから」「高収入が見込めるから」という理由だけで言語を選ぶと、難しすぎたり自分の目的に合わず、挫折しやすくなりますよ。
以下のポイントを参考に、必ず自分の目的を実現できる言語を選んでくださいね!
初心者におすすめのプログラミング言語ランキングベスト7

「習得しやすいか」「将来性はあるか」「求人は多いか」の3つの観点から初心者向けの言語を7つ紹介します。
プログラミングを学習する目的とセットで、自分に合う言語を選びましょう!
- 1位:Ruby
- 2位:Python
- 3位:Java
- 4位:JavaScript
- 5位:PHP
- 6位:Go
- 7位:C#
1位:Ruby
RubyはWebサービスの開発に使われ、ITベンチャーの自社開発の主要技術になっています。
日本人のまつもとゆきひろ氏が開発したことから、日本語の解説サイトや本が豊富で、初心者でも学習しやすいのが特徴です。
また、Rubyの開発コンセプトである「書いていて楽しい」のとおり、文法がシンプルなので初心者でも比較的理解しやすい言語ですね。
さらにRubyを使ったフレームワーク「Ruby on Rails」を習得しておくと、初心者でも簡単にWebサービスが開発できますよ!
2位:Python
Pythonは、海外のWebアプリケーションや機械学習、AIの開発に使われる言語です。
Rubyと並んで文法が簡単でわかりやすいので、プログラミング経験が浅い人にもおすすめですよ。
また、Pythonの開発分野である機械学習やAIは、IT社会の発展とともにますます注目を集めています。
汎用性の高さと、データベースへの特性から将来性が期待され、現在需要が急成長していることが特徴ですね!
3位:Java
Javaは汎用性が高い言語で、大規模なソフトウェアやAndroidアプリの開発に使われます。
プログラミング初心者にとっては文法が少し難しく感じるかもしれませんが、教材が豊富なので学習のハードルは低めです。
大企業のシステム開発に使用されることが多く、国内での求人需要が最も多い言語です。
そのため、就職・転職が第一目的の人におすすめですね!
出典:レバテックキャリア
4位:JavaScript
Webサイトに時間を表示したり画像を動かすことができるのがJavaScriptです。
JavaScriptは単体ではなくHTML/CSSとセットで勉強するのがおすすめですよ。
理由はHTMLでWebサイトの文章作成、CSSで文字装飾、JavaScriptで動きをつけるという一連の流れがこなせるからです!
それら3つの言語スキルを持っていれば、簡単なWebサイトのコーディング案件なら初心者でもこなせるようになりますよ。
5位:PHP
PHPはWebサイト構築(動的なHTMLの表示やデータ操作)に使われる言語です。
PHPを使う案件はクラウドソーシングのサイトでもっとも多いので、副業やフリーランスで稼ぎたい人はぜひ勉強することをおすすめします。
また、PHPで開発されている「WordPress」を使ったブログ作成スキルも習得するといいですね。
世界で60%のシェアを占めるWebサイト管理ツールなので、フリーランス案件が豊富ですよ!
6位:Go
平均年収で選ぶならGoがおすすめです。
GoはGoogleが2009年に開発した比較的新しい言語で、サーバの構築やアプリ・ツールの開発といった広いジャンルで使われています。
シンプルな文法で使い勝手がいいので、初心者にもおすすめの言語ですよ。
パフォーマンス速度の高さ、可読性の高さから使用企業が増えており、将来性を期待できる言語の1つとして注目されています!
出典:スタンバイ
7位:C#
C♯はWindows向けのアプリケーションやゲーム、VR開発ができる言語です。
高いシェアを誇るゲーム開発用プラットフォームであるUnityにおいて、ゲームの細部にまでこだわった開発にも使われますね。
最近ではWebサイト開発にもC♯が使われています。
C#は汎用性が高いため初心者には少し難しめの言語ですが、需要が多く学習教材も豊富なので、学習環境としては悪くないでしょう。
初心者がプログラミング言語を選ぶ際のポイント4つ

「プログラミングがはじめてで、どうやって言語を選べばいいのかわからない」とお困りの方に、4つのポイントを紹介しますね。
- 目的を実現できる言語か
- 初心者でも無理のない難易度か
- 市場価値が高い言語か(求人・案件数)
- 汎用性が高いか
ポイント1:目的を実現できる言語か
まずは勉強する目的を見定めて、目的を実現できる言語を選びましょう。
というのも、言語によって開発できる分野が違うんですね。
また、目的がなければどの言語を勉強すべきか決まらず、勉強に対するモチベーションもわきませんよね。
「趣味でスマホアプリを作りたい」「Webサイト開発案件を副業にしたい」といった具体的な目的を考えましょう。
ポイント2:初心者でも無理のない難易度か
はじめて触れる人は、最初から難しい言語には手をつけるべきではありません。
理由は、内容を理解できず学習につまずき、最終的に挫折してしまうからです。
とくに以下3つの言語は難易度が高く、初心者が独学すると挫折しやすいので「絶対にその言語であるべき明確な理由」がない限りはおすすめできません。
- C言語
- C++
- Java
まずは簡単な言語に触れてプログラミングの雰囲気に慣れてから、難しい言語に挑戦してくださいね。
ポイント3:市場価値が高い言語か(求人・案件数)
頑張ってスキルを身につけても、求人や案件が少ないと仕事がもらえません。
そのため、マイナーな言語は避け、求人や案件の数が多い言語を選びましょう。
たとえば、転職を目指す人には求人数が多いJavaかPHP、あるいはベンチャー企業でよく使われるRubyがおすすめですよ!
ポイント4:汎用性が高いか
汎用性が高い言語ほど、ひとつ身につけておくだけでいろいろな開発ができます。
そのためジャンルを問わず幅広い仕事ができる人材になりたい人には、JavaやPython、Rubyをおすすめします。
たとえばJavaの場合、WebサイトやAndroidアプリ、ソフトウェアや家電製品の開発など幅広い開発ができますよ!
初心者がプログラミング言語を使うための4ステップ

初心者がプログラミング言語を使えるようになるためには、以下4ステップを踏みましょう。
知っておけばスムーズにプログラミングをはじめられますよ!
- パソコンを用意する
- 環境構築をする
- 最初は学習サイトで勉強する(Progate など)
- プログラムを書く
ステップ1:パソコンを用意する
まずはパソコンを買いましょう。
WindowsとMacどちらにすべきか、容量はどのくらいのものを買うべきかなど、失敗しないパソコンの買い方については、以下の記事を参考にしてください。
目的の言語に応じたOSの選び方や、メモリの大きさ、デスクトップとノートパソコンの違いなどを詳しく解説しています。
初心者でも失敗しないプログラミング用パソコン選びのポイント6つ
ステップ2:環境構築をする
パソコンが用意できたら、言語をパソコンで動かすための準備作業である「環境構築」をしましょう。
多くの言語は、パソコンを買っただけでは動かせないので、動かすためのソフトなどを設定する必要があるんですね。
言語によって環境構築の方法が違うため、詳細は公式ガイド・教材・解説サイトなどを確認してみてくださいね!
また、アプリ制作などではIDE(統合開発環境)と呼ばれるソフトウェアを使えば、開発に必要なツールがそろっていて便利ですよ。
ステップ3:最初は学習サイトで勉強する(Progate など)
いきなり有料の教材を買いそろえるのではなく、無料のプログラミング学習サイトを使って基礎知識を身につけましょう。
初心者向けのおすすめ学習サイトは以下3つです。
言語選びで迷っている人は、いろいろな言語に触れてみてから決めるといいですね。
- Progate
- ドットインストール
- paizaラーニング
ステップ4:実際にプログラムを書く
教材を読むだけの学習方法では、自分の頭で考えてプログラムを書く力が伸びません。
コードを書く経験がスキルを上達させるコツなので、間違いを気にせずどんどんコードを書きましょう。
先ほど紹介した学習サイトには実際にコードを書いてプログラムを動かす問題もありますよ。
既存のサイトやアプリのコピーを作ることからはじめて、少しずつオリジナルの作品を作れるようになれば大丈夫です!
初心者でもプログラミング言語を習得しやすくするコツ4つ

経験が少ない人でもスキルをスムーズに身につけるには、以下4つのコツを実践しましょう!
それぞれのコツについて詳しく解説しますね。
- 最低でも1日30分学ぼう
- 実際にコードを書いて学ぼう
- 常に最新の言語記法を学ぶ意識を持とう
- エンジニアに質問できる環境を作ろう
コツ1:最低でも1日30分学ぼう
時間を空けて勉強すると、前回までの学習内容を思い出すための復習に時間がかかりますよね。
そうなると新しい内容の学習が後回しになり、学習全体の期間が長期化してモチベーションが下がりやすくなります。
挫折を避けるために、1日30分でも学習を続ける習慣をつけましょう。
コツ2:実際にコードを書いて学ぼう
読解・暗記中心の学習ではなく、積極的にコードを書きましょう。
理由は、本や学習サイトの内容を理解・暗記してから実践に移ろうとすると非効率だからです。
現役のエンジニアもコードをすべて暗記しているわけではなく、行き詰まるたびに調べながらコードを書いているんですよ。
プログラミングの勉強期間中はどんどんコードを書いて、エラーが生じたら原因を調べて解消する方法を身につけましょう。
コツ3:常に最新の言語記法を学ぶ意識を持とう
技術は日々進歩しているので、学習を止めてしまうとせっかく身につけたスキルが実践で使えなくなります。
必ず、常に最新の情報に対してアンテナを張り、学習を続ける意欲を持ちましょう。
実際に、エンジニアの開発現場ではトレンドの記法が変わったり、新しい言語が採用されたりと変化が激しくなります。
そのため、日々の情報収集で自分の知識をアップデートする習慣をつけ、対応できる人材を目指してくださいね!
コツ4:エンジニアに質問できる環境を作ろう
疑問点やエラー、学習上の悩みが生じたときに、エンジニアに質問できれば効率を落とさずに学習を継続できます。
というのも、行き詰まるたびにすべて自分で解決していると時間がかかり、挫折のリスクが高まるからです。
知り合いにエンジニアがいない人でも、以下2つの方法を使えば質問できるのでご安心ください!
- IT系Q&Aサイトで質問する(teratailやスタック・オーバーフローなど)
- プログラミングスクールに通う
プログラミング言語を早く身に付けたい初心者はスクールを使おう!

受講料として数十万円のお金は必要ですが、プログラミングスクールには以下のように多くのメリットがあります。
独学が難しい人や学習を挫折した経験がある人は、スクールを受講して講師に教えてもらえば、スムーズにスキルを習得できますよ!
- 疑問点を講師に直接聞ける
- 転職に関する支援を受けられる
- モチベーションが維持しやすい
- 人目を気にせずに勉強ができる(オンラインの場合)
- 他の受講生との交流が生まれる(オフラインの場合)
自分に合った言語を学ぶ!初心者向けプログラミングスクール4選

幅広い言語を取り扱っていて、目的に合う言語を選びやすいスクールとして以下4校をおすすめします。
それぞれのスクールのおすすめポイントを見ていきましょう!
- 自分だけのカリキュラムで最速で言語が身につく:SAMURAI ENGINEER
- 経歴や実績から講師を選んで話を訊きたい人は:CodeCamp
- 幅広くプログラミング言語を学びたいなら:TECH CAMP プログラミング教養
- 目的の言語だけを格安で学ぶなら:TechAcademy
自分だけのカリキュラムで最速で言語が身につく:SAMURAI ENGINEER

- 目的や学ぶ言語が決まってる人
- オーダーカリキュラムで学びたい人
- 学びながら実務経験を積みたい人
独学で学習済みの部分を申告すると、問題なく習得している内容をのぞいて、理解度の低い場所からレッスンを開始してくれるので、序盤に余計な時間をかけず最速でスキル習得を目指せます。
カリキュラムの後半はオリジナルサービスの開発で、独学だとエラーを解決できず挫折してしまうような場面も、マンツーマンのレッスンなら完成できるまで徹底的にサポートしてくれますよ。
また、受講中期間中にカリキュラムとは別で、案件獲得の受注から納品までの流れをサポートしてくれるサービスがあるので、実務経験を積み稼ぐことができます。
経歴や実績から講師を選んで話を訊きたい人は:CodeCamp

- 完全オンライン型で学びたい人
- 自分でレッスン時間を決めたい人
- 講師を自分で指定したい人
完全オンライン型のスクールで7時~23時40分の間ならいつでもレッスンと質問が可能なので、平日は忙しくて無理な人も、子供が学校に行ってる間にスキル習得したい主婦も学べますよ。
カリキュラムは実際のエンジニア育成研修で使用されたものをベースに作成されているので、スキル習得からエンジニア就職を目指す方まで幅広く対応しています。
1レッスンごとに講師を指名できるのが特徴で、その時に聞きたい内容で選んだり、解説の分かりやすさで指名できるので「専属講師と相性が悪くて勉強しづらい」といった悩みが起きづらいですよ。
幅広くプログラミング言語を学びたいなら:TECH CAMP プログラミング教養

- 色んな言語の基礎を学びたい人
- オリジナルサービスを作ってみたい人
- 人脈を広げたい人
月額制で全コース学び放題で、知識としてプログラミングの基礎を学んだり、簡単なオリジナルサービスが作れるようになります。
社会のIT化が進んでいるので、ビジネスマンとしてのキャリアアップや社内のエンジニアとの円滑なコミュニケーションが期待できますよ。
また、受講者同士の交流や卒業生が対象のコミュニティが充実しているので、人脈を広げられるメリットもあります。
目的の言語だけを格安で学ぶなら:TechAcademy

- コストを抑えて学びたい人
- 現役のプロから学びたい人
- ゲーム開発したい人
言語別に豊富なコースが用意されていて、1コース10万円程度で学べるコストパフォーマンスの良さが魅力です。
全コース充実した転職サポートがあり、現役エンジニアの指導でプログラミング言語をしっかり学べます。
他のスクールでは取り扱いが少ないゲーム開発(Unity+iPhoneアプリセット)や、トレンド技術(Python+データサイエンス)のセットコースがあるので、この2つに興味がある方にもおすすめですよ。
【初心者がプログラミング言語を選ぶなら】まとめ

上記で紹介した『初心者におすすめのプログラミング言語と選び方のポイント』を理解すると、自分の目的に合った言語を選べるようになりますよ。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 1位:Ruby
- 2位:Python
- 3位:Java
- 4位:JavaScript
- 5位:PHP
- 6位:Go
- 7位:C#
- 目的を実現できる言語か
- 初心者でも無理のない難易度か
- 市場価値が高い言語か(求人・案件数)
- 汎用性が高いか
- 自分だけのカリキュラムで最速で言語が身につく:SAMURAI ENGINEER
- 経歴や実績から講師を選んで話を訊きたい人は:CodeCamp
- 幅広くプログラミング言語を学びたいなら:TECH CAMP プログラミング教養
- 目的の言語だけを格安で学ぶなら:TechAcademy
ひとつの言語を理解すれば、他の言語も習得しやすくなります。
まずは、興味がある言語を学んで、使いこなせるようになりましょう!