- プログラミングを使う職業が知りたい。
- エンジニアとプログラマって何が違うの?
- プログラミングって稼げるの?
編集部: 荒木
この記事で解説する『プログラミングを使う職業2つ』と『メリット3つ』を理解すれば、プログラミングを学ぶことで、どんなキャリアアップができるかがわかりますよ!
この記事では、以下の情報を元にプログラミングの職業についてまとめています!
- 各省庁発行のデータ
- 需要ランキングなどのトレンド情報
- 就職サイトなどのエンジニア情報
- 現役エンジニアの解説
また現役エンジニアの荒木さんに、誤情報が無いようチェックいただいています。
荒木

まずは『プログラミングを使う職業の需要』について解説しますね。
目次
【前提】プログラミングの需要は高まっている!
高度な技術を持つエンジニア の需要は、年々高まっています。
なぜならITの普及に伴い、人手不足が拡大しているからなんです。
経済産業省が2019年3月に公表した資料では、10年後の2030年には16万人から最大79万人も足りなくなるといわれています。
編集部: 荒木
プログラミングはさまざまな分野で使われている
プログラミングは、私たちの生活の中で幅広く使われています。
例えば企業向けのシステム設計、ゲーム・アプリの開発、さらには新技術であるVR・ARにも携わっています。
いまやプログラミングは生活を支える重要な役割を果たしているんですよ!
- 業務を効率化するシステム構築
- Web・スマートフォンアプリ
- 家電のIoT化
- ゲーム開発
- VR・AR開発
- AI開発 など
プログラミングでできることについては、以下の記事で詳しく解説しているので気になる方は参考にしてくださいね!

プログラミングを使う職業2つ
プログラミングを扱う職業には大きく分けて2つあります。
それぞれ役割が異なっていますので、役割を理解しながら読み進めてくださいね!
- 顧客要望をもとに設計図を描くエンジニア
- 実際にプログラミングを行うプログラマ
職業1:顧客要望をもとに設計図を描くエンジニア
エンジニアは顧客からのヒアリングを基に、システムの設計や調整をしています。
顧客の要求を正確に理解して、どのようにサービスに落とし込むかを考える力が必要な職業です。
分野によって様々なエンジニアにわかれているため、以下で詳しく解説しますね。
- システムエンジニア
- Webエンジニア
- ゲームエンジニア
- サーバエンジニア
- データベースエンジニア
- AIエンジニア
システムエンジニア
システムエンジニアは、顧客へ納品するシステムの設計から保守・運用まで幅広い業務を行っています。
顧客との窓口となりヒアリングを行ったり、サービスを設計してプログラマへ指示をだすなど幅広い業務を任されていますよ。
社内外との調整能力が求められるので、ITスキルだけではなく多彩なビジネススキルが必要になります。
Webエンジニア
Webエンジニアは、Webサイトなどのユーザーが直接触れるシステムに関わっています。
例えばECサイトの場合、サイトの制作はもちろん購入履歴などの機能を作ったり、公開後の保守・運営も担うサイト運営のカギとなる存在なんですよ!
複数のプロジェクトをマルチタスクでこなし、進化の早いWeb業界で常に新しい技術を吸収する姿勢が求められます。
またデザイナーやディレクターとの連携も必要なので、社交的なスキルも求められますよ。
ゲームエンジニア
ゲームエンジニアは家庭用やブラウザゲームを開発するエンジニアです。
最近では、VRゲームやARゲームの人気も高まっていますね。
ゲームエンジニアには物体の動きを演習する、数学的知識や物理的知識が必要なんです。
また、グラフィックやサウンドなどの多くの専門エンジニアと連携も必要になりますよ!
サーバエンジニア
サーバエンジニアは、システムのコアとなるサーバー内部の設計から保守・運用まで担当しています。
普段何気なく使っているWebサイトやメールはすべてサーバーに保存されたデータからサービスが提供されているんですよ。
用途や想定されるユーザー数などを考慮して、最適なサーバーの選定とセッティングを行う技術が求められる職業です。
OSの幅広い知識が必要で、物理的にサーバーを設置して問題の有無をチェックする業務もあるんです。
データベースエンジニア
データベースエンジニアは、システムのデータベースの設計から運用までを担当しています。
データベースは顧客情報の管理や商品情報の管理など、システム運営に欠かせない存在なんですよ。
OracleやMySQLなど幅広いデータベースシステムの知識を求められ、顧客の要望に合わせた適切なシムテム選定の能力が求められます。
設計と開発では企業戦略の視点でどのように問題解決をするのかを考えられるため、ビジネスの経営的側面からも携われるのも特徴ですね。
AIエンジニア
AIエンジニアは、システム上で人間のサポートをするAIを開発しています。
AIはスマートスピーカーなどが有名ですが、日常生活だけでなく、医療や福祉、産業など様々な分野での活用が期待されています。
AIエンジニアはAIの開発や学習のサポート、AIが蓄積したデータの分析などを行っているんです。
データ分析では統計学や微分積分などの数学的知識を用いて解析しているんですよ。
職業2:実際にプログラミングを行うプログラマ
プログラマはエンジニアが作った設計を基に、プログラミングを組んでサービスを作成します。
プログラミングをする際にはいかに効率よく、なおかつバグのないコードにするのかが問われます。
プログラミングにより実際にサービスを作成する工程は『下流工程』と呼ばれています。
システムエンジニア・プログラマの年収
厚生労働省の調査によれば、2019年のプログラマの平均年収は404万円に対して、システムエンジニアは平均年収540万円とされています。
上流工程のシステムエンジニアは顧客との交渉など多彩なスキルを求められるため、下流工程のプログラマよりも年収が高いんですね。
一般の職業の平均年収が443万円であることを考えても、エンジニアは100万円程年収がたかい職業なんです!
そのためプログラミングを使った職業を目指す場合は、エンジニアがおすすですよ!
プログラミングを使う職業のメリット3つ
プログラミングを駆使する職業に就くメリットは以下の3つです。
IT業界はスキルがあれば経歴不問の傾向が多いので、メリットを理解して自分のキャリアの参考にしてくださいね!
- 就業場所を選ばない
- 仕事がなくなるリスクが低い
- フリーランス・副業でも稼げる
メリット1:就業場所を選ばない
他の職業よりも在宅勤務をしやすく、就業場所を選ばない点も大きなメリットですね。
なぜならパソコンがあれば、どこでも設計やプログラミングを行えるからです。
例えば、IT企業として有名なサイボウズは積極的に在宅を推奨する企業の代表格ですね。
働き方の見直しが進む中、エンジニアは多様な働き方ができる職業なんです。
メリット2:仕事がなくなるリスクが低い
先ほど解説したように、プログラミングは現代の生活に密接にかかわっているため、仕事がなくなるリスクが低いんです。
プログラミングを専門分野に持つエンジニアともなれば、社会の発展に欠かせない存在です。
そのため終身雇用時代の終焉といわれている現代の日本でも、大企業も含めた多くの分野で必要とされる職業なんですよ!
メリット3:フリーランス・副業でも稼げる
就業場所を選ばないということは、フリーランスや副業でも働けるということなんです。
例えば日中本業をして、夜は副業で稼ぐということもできますよ!
実際、クラウドソーシングでアプリ開発の仕事が時間給3,000~4,000で募集されています。
自分でお金を稼げるようになれば、フリーランスから独立という選択肢もあり得ますね!
未経験からエンジニアとして働くための4ステップ
とはいえ、「どうやってプログラミング職につけばいいんだろう。」と思う方もいますよね。
ここからは未経験の方がプログラミング職に就くために必要なことを4ステップで解説します。
- 学ぶプログラミング言語を決める
- プログラミングを学ぶ手段を決める
- 成果物(ポートフォリオ)を作る
- 求人に応募する
ステップ1:学ぶプログラミング言語を決める
まずは学ぶ言語を決めましょう。
転職を目的とするなら、求人数の多いJavaやRuby、PHPがおすすめですよ!
ただ、iPhoneのアプリを作るならSwift、AI開発するならPythonというように目的に沿って必要な言語は変わるので、自分の目的に合わせて言語を選んでくださいね。
どんな言語がいいかわからなければスクールの無料カウンセリングに参加して、キャリア相談をしてみると目的に合ったおすすめの言語を教えてくれますよ!
JavaやRubyについては以下の記事で詳しく解説しています!


ステップ2:プログラミングを学ぶ手段を決める
言語を決めたら、プログラミングを学ぶ手段を決めましょう。
学習方法は以下のようなものがあります。
どのくらいの期間で学ぶか、お金をかけるのかどうかを考えて最適な方法を検討しましょうね!
- 独学:好きな時間に好きなだけゆったり学びたい人向け
- 学習サイト:スケジュールを組むのが苦手な人向け
- 書籍:学習サイトの内容を理解できた人向け
- プログラミングスクール:短期間でがっつりスキルをつけたい人向け
未経験者はプログラミングスクールに通おう!
当サイトでは、未経験の転職希望者はプログラミングスクール受講をおすすめしています。
というのもスクールなら未経験者から実務レベルまで習得できるようカリキュラムを組んでいるため、企業が求める人材に成長できるからです。
またスクール独自の就職・転職支援があるため、ご自身で活動するよりも圧倒的に有利に就職・就職活動を進められるんです。
本格的にエンジニアとして働きたい方は、プログラミングスクール受講を検討してくださいね!
以下の記事でプログラミングスクールのメリットについてまとめていますので、気になる方は参考にしてくださいね。

ステップ3:成果物(ポートフォリオ)を作る
次に学んだスキルを使って成果物(ポートフォリ)を作りましょう。
というのもプログラミング職での採用では、成果物でその人の力量を図る場合が多いからです。
また、成果物にスキルをアウトプットすることで、スキルの習得度がより深まるというメリットもあります。
プログラミングを学んだら必ず成果物を作りましょうね。
ステップ4:求人に応募する
成果物ができたらいよいよ応募しましょう。
事前に未経験でも応募可能か確認しましょうね。
あなたが学んで来たことをアピールしてプログラミング職に転職しましょう!
プログラミングを使う職業に就く際の注意点2つ
プログラミングを使った職業に転職する際の注意点を2つ紹介しますね。
最短距離でキャリアアップを果たすために、以下の注意点を確認しておきましょう!
- 無料スクールはおすすめしない
- 目的は明確に持とう
注意点1:無料スクールはおすすめしない
無料のプログラミングスクールは、オススメできません。
なぜなら卒業後に特定の企業を斡旋されて、自分が望むキャリアを歩めない可能性があるからです。
なぜ無料で学べるのかの仕組みをよく理解して、自分が望むキャリアを歩める最適な選択をしてくださいね!
無料スクールについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方は参考にしてくださいね。

注意点2:目的は明確に持とう
自分がどんな分野でどのような職業に就きたいのかを考えて、自分の目的を明確にしておきましょう!
なぜなら目的がはっきりしていないと、自分にとって本当に必要なスキルを身につけられないからです。
自分の目的はプログラミングを学ぶ際の、モチベーション維持にも深く関わる大切なことなんですよ。
プログラミングを使う職業のよくある質問3つ
ここからは、プログラミングを使った職業に関するよくある質問を紹介しますね。
キャリアに関わることなので、しっかり理解して読み進めてくださいね!
- プログラミングの仕事はきついですか?
- プログラミングの仕事は安定して受注できますか?
- 職業訓練所とスクールどちらがおすすめですか?
質問1:プログラミングの仕事はきついですか?
就職先や業種によってばらつきがあります。
SES(システムエンジニアリングサービス)に契約すると、ブラックな環境に派遣する可能性があります。
かならず就職前に条件を確認しておきましょうね。
質問2:プログラミングの仕事は安定して受注できますか?
プログラミングのニーズは今後も高まり続けます。
そのため、実績をしっかり積めば継続して受注できますよ!
ただし、エンジニアとして成長する意欲がなければ仕事を受けれないので、常に新しい技術を身につける意欲を持ちましょう。
質問3:職業訓練所とスクールどちらがおすすめですか?
確かに職業訓練所でも学べますが、カリキュラムや求人の質が低い可能性もあるためおすすめしません。
スクールはプログラミングに特化しているので、企業や業界の情報も質が高いんです。
本気でプログラミングを学ぶなら、スクールが断然おすすめですよ!
今後も伸びるプログラミングを身につけよう!
『プログラミングを使う職業2つ』と『メリット3つ』を理解すれば、プログラミングを使った職業がどんなものか理解できますよ。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 顧客要望をもとに設計図を描くエンジニア
- 実際にプログラミングを行うプログラマ
- 年収UPが期待できる
- 就業場所を選ばない
- 仕事がなくなるリスクが低い
- フリーランス・副業でも稼げる
プログラミングは需要の伸びるスキルなので、この機会にキャリアアップを目指しましょう!
プログラミングスクールからの転職に興味が出た方は、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてくださいね!
