- プログラミング言語は独学でも勉強できるの?
- どのプログラミング言語が独学に向いているの?
- プログラミング言語の独学で挫折したくない!
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『独学に向いているプログラミング言語3つと独学で挫折を防ぐコツ5つ』を理解すれば、プログラミング言語を独学でも習得しやすくなりますよ。
また、独学でプログラミングを始めるための手順も紹介しているので、独学で始めたい人はそちらも参考にしてください!
まずは、『【はじめに】プログラミング言語は独学で習得できる』から解説しますね。
目次
【はじめに】独学によるプログラミング言語の習得は挫折しやすい

独学を選ぶ場合は、習得しやすい言語を選び、挫折しないコツを押さえて学習しましょう。
侍エンジニア塾が行ったインターネット調査によると、独学でプログラミングを学習する人の約90%が挫折しています。
出典:侍エンジニア塾
挫折を防げるコツを知っていれば、最後まで学習を続けてプログラミングスキルを身につけられますよ!
プログラミング言語の独学で挫折する原因5つ

「どうしてプログラミングは独学だと挫折してしまうの?」と疑問を持つ方に、プログラミングの独学を挫折する原因を5つ紹介します。
それぞれの原因について、以下で詳しく解説しますね。
- 目的が決まっていない
- モチベーションを維持できない
- 不明点を解消しない
- 教材が理解度とあわない
- プログラミングの独学があわない
原因1:目的が決まっていない
プログラミングを学ぶ目的が決まっていないと、何をどう学ぶべきかわからずに挫折してしまいます。
言語によって得意分野が違うので、実現したい目標がないと何を学ぶか決められません。
仮に、難易度や汎用性から言語を選べたとしても、意味もなくパソコンに向かうのは苦痛ですよね!
スキルを身につけて何ができるようになりたいのかを決めて、日々達成感を得ることを目標に頑張ってみましょう。
原因2:モチベーションを維持できない
モチベーションの管理を徹底しましょう。
プログラミング学習には不明点やエラーがつきものなので、「向いていないかも」と感じてやる気を失ってしまう人もいます。
モチベーションを高めるには、小さな目標を設定したり、期限を作って取り組むなどが有効です。
また、一日の中で絶対に学習する時間を作るなどの強制条件も継続に効果的ですよ!
詳しくはプログラミング言語の独学で挫折しないためのコツ5つを参考にしてくださいね!
原因3:エラーが解消できない
エラーを自力で解消できないまま学習を諦めてしまう方もいます。
なぜなら、独学ではエラーの原因を聞ける人がいないため、対処法がわからないからです。
メジャーな内容であればネットで調べて解消できるかもしれませんが、ほとんどのケースでは似たような原因を探して自力でエラーをつぶしていく必要があります。
原因4:教材が難しすぎる
使用する教材が難しすぎても、学習を挫折する原因になりますよ。
教材の難易度が自分の理解度とあわなければ、内容が理解ができないからです。
具体的には図解が載っていなかったり、用語の解説がない本は現役のプログラマー向けなので、学習をはじめてすぐに選ぶのは控えましょう。
原因5:プログラミングの独学があわない
プログラミングの独学そのものが性格にあわないと、勉強が苦痛になって挫折しやすくなります。
例えば、1人でパソコンに向かってコツコツ学習を続けられる方は独学に向いていますが、1人で作業したり、自分で調べるのが面倒な方は不向きです。
独学をはじめる前に、自分の適性を確かめておくといいですね!
- 1人で黙々と作業したい人
- 参考書を読めば理解できる人
- 集中力の高い人
- 自分で調べるのが苦手な人
- 1人で黙々と学習するのが苦手な人
- 参考書を読んで覚えられる自信のない人
独学できるおすすめのプログラミング言語3つ

プログラミング言語によって特徴があるので、習得の難易度も違います。
この見出しでは、プログラミング未経験者でも独学で比較的習得しやすい言語を3つ紹介しますね。
- PHP
- Ruby
- Python
言語1:PHP
PHPはWebサイトの開発に使われる言語で、ホームページやWebサイトのサービスを作りたい方におすすめです。
文法が簡単なので、プログラミングが未経験の方でも分かりやすいですよ。
またPHPは開発の案件が多いので、仕事が探しやすいのが特徴です。
とくに在宅でできる案件が多いので、将来的にフリーランスとしての独立を考えている方におすすめします!
言語2:Ruby
RubyはWebアプリケーションやSNSの開発に使われる言語で、分野を問わず幅広いサービスを作りたい方におすすめです。
日本で開発された言語なので日本語で書かれた教材が多く、教材が選びやすいのも特徴です。
またRubyはコミュニティが盛んなので、疑問点が出てもネット上で質問・解決しやすいですよ!
Rubyの詳細な情報やRubyを学びたい方におすすめのスクールの選び方などは、以下の記事で詳しく解説しています。

言語3:Python
Python(パイソン)は人工知能や機械学習の開発に使われており、AIやロボットの分野に興味がある方におすすめの言語です。
文章がシンプルなので読み解きやすいのが特徴です。
またプログラムを書くにあたって便利な機能(ライブラリ)があらかじめ備わっているので、用意する手間が少なくてすみますよ!
Pythonの詳細な情報やPythonを学びたい方におすすめのスクールの選び方などは、以下の記事で詳しく解説しています。



独学に向かないプログラミング言語3つ


C言語、C++、Javaの3つの言語は概念の理解や環境の構築が難しいので、プログラミング未経験者の独学には不向きです。
ただし「どうしても勉強したい!」という強い目的があるなら、ぜひ挑戦してみてください。
独学で習得するのは大変ですが、実用性の高い言語なので、身に着ければ確実に仕事につながりますよ!
プログラミング言語の独学で失敗しないための4ステップ


「プログラミングの独学で挫折したくない」とお悩みの方に、失敗しないための4つの手順を紹介します。
それぞれの手順について、以下で詳しく見ていきましょう。
- プログラミングを学習する目的を決めよう
- 学ぶべき言語を決めよう
- 環境構築をしよう
- ソースコードを書いてみよう
ステップ1:プログラミングを学習する目的を決めよう
まずは「何のためにプログラミングを学習するのか」を決めましょう。
なぜなら学習する目的がないと、どの言語を習得すればいいかがわからず、学習に対するモチベーションが維持しにくいからです。
また、プログラミングスキルを身につけて転職を狙う方は、企業の採用担当者からポートフォリオ(成果物)の提出を求められるケースがあるので、作りたいものを決めておきましょう。
ステップ2:学ぶべき言語を決めよう
目的が決まったら、それにあったプログラミング言語を決めて学習を始めてください。
言語によって開発できる内容が違うので、適当に選ばないようにしましょう。
なお、独学向きの言語・不向きの言語については、「独学できるおすすめのプログラミング言語3つ」の見出しで詳しく紹介しています。
ステップ3:環境構築をしよう
3つ目のステップは、ステップ2で決めた言語を自宅のパソコンで動かすための準備作業をすることです。
この作業は「環境構築」と呼ばれ、ソースコード(プログラムを動かすための命令文)を書いたり、プログラミングを動かすために必要な作業です。
ステップ4:ソースコードを書いてみよう
環境構築ができたら、コーディング(プログラムを動かすためのソースコードを書く作業)ができるようになります。
ここまで準備ができたら、本格的にプログラミング学習のスタートです。
ちなみに本で勉強するだけではなく、実際に手を動かしてコーディングを重ねることで、言語の理解が深まりますよ!
プログラミング言語の独学で挫折しないためのコツ5つ


「どうしたらプログラミングの独学で挫折せずにすむの?」とお悩みの方に、挫折を避ける5つのコツを紹介しますね。
- 小さな目標を決めて達成する
- 短い時間でも毎日勉強する
- 悩みを解消できる環境を作る
- 自分のライフスタイルにあわせた学習方法を選ぶ
- 完璧に暗記しようとしない
コツ1:小さな目標を決めて達成する
ひとつ目のコツは、小さな目標を設定して、その目標をコツコツと達成することです。
なぜなら最初から大きな目標に向かってプログラムを作り始めると、いつまでも完成せずにモチベーションを下げてしまうからです。
「今日は●●の言語の●●のコードが書けるようになった」など、日々勉強した内容を記録すると、学習した内容や自分の成長ぶりがわかりやすくなりますよ!
コツ2:短い時間でも毎日勉強する
日をあけてプログラミングの勉強をすると、前回までの学習内容の復習に時間がかかってしまい効率がダウンします。
日があくほど学習のリズムが崩れて復習が面倒になり、最終的には学習を挫折する可能性もあります。
1日30分でもいいので実際に手を動かして勉強を続けることで、復習に使う時間と挫折のリスクを減らせますよ!
コツ3:悩みを解消できる環境を作る
疑問点やエラーが出たときに、すぐに検索する習慣をつけておくと挫折しにくくなりますよ。
実際のエンジニア業務では、自力で検索して解決する能力が必要なので、学習中に身に着けてしまいましょうね!
もしネットで調べても解決しない場合は、terarailやスタック・オーバーフローといったIT系に特化したQ&Aサイトを使って質問する方法がおすすめです!
コツ4:自分が学習しやすい教材を選ぶ
自分のライフスタイルにあわせて、本や動画などプログラミングの学習方法を選ぶと、効率的に学習できますよ。
また、動画にも講義形式やスライド形式、キャラクターと一緒にゲーム感覚で学べるものなど、いくつか種類があります。
たとえば通勤中にプログラミングの勉強をする場合、スライド形式の動画で「確認→演習」を気軽に繰り返すのがおすすめですよ!
コツ5:完璧に暗記しようとしない
5つ目のコツはコードを暗記しようとせずに、テキパキと勉強を進めることです。
その理由は、複雑なコードをたくさん暗記しようとすると、時間がかかってモチベーションが下がり、挫折しやすくなるからです。
時間が経つといくらかは自然と忘れてしまうのは仕方ありませんよね。
実際に、プログラミングは日々変化しているため、基本的な文法以外を暗記する必要はありません。
独学が難しいならプログラミングスクールを使おう!


独学が難しい方や挫折した経験がある方は、スクールを受講して講師に教えてもらえば、効率的にプログラミングスキルが習得できますよ。
なぜならスクールの講師はエンジニアを育成するためのノウハウを持っているからです。
また、疑問点やエラーが出て行き詰っても講師に聞けるなど、未経験でも挫折しない環境が整っていますよ!
- 分からないところが講師に聞ける
- 転職に関する様々な支援を受けられる
- モチベーションが維持しやすい
- 人目を気にせずに勉強ができる(オンラインの場合)
- 他の受講生との交流が生まれる(オフラインの場合)
プログラミングスクールを使うべき人の特徴4つ
人によっては、独学よりもスクールに通って勉強するほうが効率的にプログラミングスキルを身につけられます。
忙しくて勉強する時間が確保しにくい方や、短期間で効率的にプログラミングスキルを習得したい方にはスクールがおすすめです。
また、実務で通用するプログラミングのレベルが知りたい方や将来的にフリーランスとしての独立を考えている方もスクールの受講をおすすめします!
- 勉強する時間が取りにくい人
- 短期間でプログラミングを勉強したい人
- 職場で使えるプログラミングを知りたい人
- 独立・フリーランスで働きたい人
まずは無料カウンセリングに参加しよう
いきなりスクールに通って高いお金を払うことに抵抗がある方は、スクールの無料体験レッスンや無料カウンセリングに参加すれば、不安や疑問を解消できますよ。
独学の手順もわかりますし、受講料の割引クーポンがもらえるスクールもあるので、気になるスクールがあれば気軽に参加してみましょう!
フラットな判断を行うためにも、なるべく2つ以上のスクールを受けておくといいですよ。
おすすめの通学型プログラミングスクール2選


「講師に直接教えてもらいたい」「集中して勉強ができる環境が欲しい」という方には、実際の教室に通うオフライン型のスクールがおすすめです。
ここではDMM WEBCAMPとTECH CAMPエンジニア転職の2つについて、詳しく紹介しますね。
- 手厚い転職サポートを受けたいならDMM WEBCAMP
- 30代以上の未経験が転職したいならTECH CAMPエンジニア転職
手厚い転職サポートを受けたいならDMM WEBCAMP


- 信頼性の高い大手企業に転職したい人
- 即戦力として働きたい人
- 手厚いサポートを受けたい人
DMM WEBCAMPは、マンツーマンのキャリアサポートを受けられるなど手厚い転職サポートがあり、転職成功率は98%を誇っています。
独学では経験できないチーム開発があり、実務に近い経験を積めるので、現場と同じような環境で実践的に学習できます。
32歳以下で条件を満たせば転職保証が受けられ、もし転職できなかった場合は全額返金されるので、安心して転職活動に専念できますよ。
30代以上の未経験が転職したいならTECH CAMPエンジニア転職


- 30代以上で転職・就職したい人
- 土日祝に集中して勉強したい人
- 授業をやりきれるか不安な人
TECH CAMPエンジニア転職は、受講生の90%以上が未経験ですが、転職成功率は99.0%(※2019年8月末)と高い実績があります。
転職の成功率が下がるため、年齢による受講制限があるスクールが多い中で、TECH CAMPエンジニア転職は30代以上でも転職保証が付くのは嬉しいですね。
オンライン完結で学べて、平日以外に土日祝も講師のチャット、ビデオ通話に対応しているので質問がしやすいのも魅力的です。
勉強への不安を相談できるので挫折しにくいですし、専属のライフコーチから学習スケジュールのアドバイスを受けられますよ。
おすすめのオンライン型プログラミングスクール3選


「地方在住なので都心の教室に通えない」「仕事が終わるのが遅い」など教室に通えない方でも、オンライン型の講義で完結するスクールがあるので安心してください。
おすすめのオンライン型のスクール3つについて、以下で詳しく見ていきましょう。
- 起業・フリーランスを目指すなら侍エンジニア塾
- 好きな時間にマンツーマンレッスンを受けたいならCodeCamp
- 格安でプログラミングを学びたいならTechAcademy
副業・フリーランスで稼ぐなら侍エンジニア塾


- 副業・フリーランスで稼ぎたい人
- 受講後すぐに仕事を受けたい人
- 卒業までに実績を付けておきたい人
侍エンジニア塾は、学ぶ人に合わせてフルオーダーメイドのカリキュラムをつくってくれるので、自分により合ったカリキュラムで学びたいと思ってる人におすすめです。
オーダーメイドのカリキュラムなら、自分の目的に沿った学習に専念できるので、挫折しづらくなりますよ。
また、専属講師とのマンツーマンレッスンなので、講師による教え方の違いで戸惑わずにすむのも嬉しい点です。
受講期間中にクラウドソーシングサイトなどで受注した案件ををこなして稼げる、「案件獲得サポート」という制度もありますよ。
好きな時間にマンツーマンレッスンを受けたいならCodeCamp


- マンツーマンレッスンでじっくりと学びたい人
- 自分の好きな時間に学びたい人
- 自分の好きな講師を選んで学びたい人
CodeCampは、現役エンジニアやフリーランスから1対1の指導を受けられるので、満足度が高いのが特徴です。
現に、受講生のレッスンの満足度は96.6%(※)と高いですよ。※満足度:会員向け、レッスン評価アンケートの集計結果より(2020年1月~3月期)
受講時間は平日・休日どちらも7時から23時40分の間からレッスンや質問に対応してくれるので、好きな時間を選べます。
相性が良い講師を探して指名できるので、モチベーションを維持して学習しやすい環境といえるでしょう。
格安でプログラミングを学びたいならTechAcademy


- できるだけコストを抑えたい人
- 作りたいサービスやアプリが明確に決まっている人
- 充実した転職支援サービスを受けたい人
TechAcademyは、1講座10万円前後なので、他のスクールと比べて料金を抑えて受講できます。
JavaコースやPythonコース、PHP/Laravelコースなど言語ごとのコースがあり、目的の言語別に学べます。
TechAcademy受講者専用の転職支援があり、TechAcademyが紹介する求人情報に応募できるので、充実した転職支援が受けられますよ。
【プログラミング言語の独学】まとめ


上記で紹介した『独学に向いているプログラミング言語3つと独学で挫折を防ぐコツ5つ』を理解すると、挫折せずにプログラミングを身につけられるようになりますよ。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 小さな目標を決めて達成する
- 短い時間でも毎日勉強する
- 悩みを解消できる環境を作る
- 自分のライフスタイルに合わせた学習方法を選ぶ
- 完璧に暗記しようとしない
- 手厚い転職サポートを受けたいならDMM WEBCAMP
- 30代以上の未経験が転職したいならTECH CAMPエンジニア転職
- エンジニアに特化したサービスを受けたいならtech boost
- 起業・フリーランスを目指すなら侍エンジニア塾
- 好きな時間にマンツーマンレッスンを受けたいならCodeCamp
- 格安でプログラミングを学びたいならTechAcademy
プログラミング言語を独学で覚えるのはとても難しいです。
完全に挫折して辞めたくなる前に、プログラミングスクールを利用して、楽しく効率的にプログラミングを覚えましょう!