- プログラミングで何ができるの?
- 何から始めればいいかわからない
- オススメの勉強法は?
編集部: 荒木
この記事で解説する『プログラミングの基本』『プログラミング学習の始め方』を理解すれば、初心者でもプログラミングを学ぶべき理由や手順が理解できます!
さらにこの記事では現役エンジニアの菅野さんに監修していただき、未経験からの学習ステップをまとめました!
菅野

それでは以下で『プログラミングの基礎知識』から紹介しますね!
目次
学ぶ前に知りたいプログラミングの基礎知識
いきなりですが「プログラミングってなに?」と聞かれてあなたは説明できますか?
2020年についに「プログラミング」が小学校で必修化されましたが、内容はよくわからない人も多いのではないでしょうか。
そのまま学習を始める前に、まずはプログラミングの基礎知識を理解していきましょう!
そもそもプログラミングとは
プログラミングとは「専用の言語を使ってコンピュータに指示をすること」です!
コンピュータは自分で思考できないので、してほしい作業を人が命令する必要があります。
ここで使われる専用の言語が「プログラミング言語」で、200種類以上あると言われています。
これらの言語を用いて一つ一つの指示をコンピュータに命令するのがプログラミングなんですよ。
プログラミングでできること
そんなプログラミングが得意なのは「作業の高速処理や自動化」です!
実際に私たちの身の回りにある機械は、プログラムで動いています。
たとえば炊飯器、パソコンといった家電製品やスマホアプリなど。
プログラミングが便利な生活を可能にしていると言えますね。
- ゲーム・アプリ開発
- システム開発
- AI・ロボット開発
- Webサイト作成
- 電子機器制御 などなど
プログラミングを学ぶメリット
沢山ありますが、最大のメリットは「可能性が広がる」ことです。
ここでの可能性とは仕事の選択肢やスキルの幅を指しています。
仕事面では、人材不足と言われているエンジニアを中心にプログラミング力が求められる仕事は増えているんです。
また「課題解決力」「論理的思考力」が身に付くと言われており、これは小学校でプログラミングが必須化される理由でもあります。
プログラミングを学べば学ぶほど、あなたの可能性は広がりますよ!
- 就職・転職しやすい
- 年収を上げやすい
- 専門的なスキルが身に付く
- リモートで働ける
- アイデアを形にできる など
プログラミングを学ぶための3つの準備
ここからは実際にプログラミング学習に必要な準備について紹介します!
焦らずじっくり進めていきましょう!
- 目的を決める
- プログラミング言語を選ぶ
- 必要最低限の環境を整える
学ぶ目的を決める
まずは目的、つまり「何を作りたいか」を決めましょう!
明確な目的があった方が学習の継続、効率化につながるからです。
最初は難しく考えすぎず「パズル系のスマホアプリを作りたい!」などで十分です。
進めながらどんどん具体化していきましょう。
学習途中で難しい課題に遭遇した時には、目的を再確認することで乗り切れます!
- ホームページを作りたい
- スマホアプリを作りたい
- Webサービスを作りたい
- 今の仕事を自動化・効率化したい などなど
「なんか楽しそう」で始めるのもOK!
一方で「ちょっと興味があるから始めようかな」と考えている人もいると思います。
その場合はムリに大きな目標を設定しなくても大丈夫です。
とりあえず小さな目標を決めて実際に取り組んでみましょう!
その過程で自分が目指す方向性が見えてくる人も多いですよ。
学ぶプログラミング言語を選ぶ
目的を決めたら、それを達成するために最適な言語を選択しましょう!
理由はプログラミング言語ごとに得意分野が異なるからです。
以下の記事では目的別に人気のプログラミング言語を解説しているので、ぜひ参考にしてください!

学習用言語でスタートするのもオススメ!
初心者で言語が選べない場合は、学習用言語「scratch」がオススメです!
プログラミングの共通の基礎となる概念や考え方を学べるんですよ。
いきなりレベルの高い言語を選ぶと「書き方」ばかり学び、肝心の考え方を理解していないという罠に陥りやすくなります。
そうではなく、まずプログラミングの考え方・組み立て方をしっかり身に着けましょう。
そうすればプログラミング言語の文法自体は難しくないので、どんな言語も書き方を覚えるだけでだいたい使えるようになります。
菅野
必要最低限の環境を整える
学ぶ方向性を決めたらプログラミング学習に必要な環境を整えましょう!
当たり前ですが適切な環境でないと学習に集中できません。
具体的な環境構築の方法は学ぶ言語によって違いますが、書籍やネット上の情報に従えば無料で準備できます!
適切な環境はモチベーション維持にも繋がりますよ。
- ネット環境
- パソコン
- ITリテラシー
- 開発環境(言語やシステムによって異なる)
プログラミングを学び続けるための注意点2つ
準備が整ったら実際にプログラミング学習を始めましょう!
「継続」がカギになりますが、学びつつけるための注意点をここでは紹介します。
- 毎日継続的に学ぶ
- 相談できる仲間を作る
注意点1:毎日継続的に学ぶ
学習が継続できている人に共通しているのは「30分でもいいから毎日学ぶ」姿勢です。
習慣化できれば勉強内容も確実に定着していきます。
たとえば毎週日曜日にまとめて5時間勉強する場合は、先週の内容の復習に時間が取られてしまいますよね。
そうなると成長も実感できずモチベーション低下に繋がります。
少しずつでいいので毎日勉強しましょう!
注意点2:相談できる仲間を作る
プログラミングに限らず一人で学び続けるのはハードルが高いです!
同じ目標を持つ仲間の存在は非常に力になります。
わからない部分をお互いに教えあったり、進捗を共有すれば学ぶ意欲も高まりますよね。
切磋琢磨できる仲間と学びましょう!
- 勉強会
- オンラインサロン
- SNS(Twitterなど)
- プログラミングスクール
初心者向けオススメプログラミング学習サイト5選
具体的な学習方法はさまざまですが、その中でも手軽に始められるのは学習サイトです!
ここからは初心者向けのプログラミング学習サイトを紹介します。
サイトによって「動画」「スライド」「ゲーム」など学び方が異なるのでぜひ試してみてください!
オススメ1:Progate
「プログラミング学習の登竜門」と言われるほど普及している学習サイト。
スライド形式でのわかり易さが特徴です。
また無料会員でも各言語の基礎レベルが受講可能なので、言語で迷っている人にもオススメです!
ユーザー数が140万人を超えているので、Progateを使った学習ノウハウもネットに沢山あります。
オススメ2:paizaラーニング
ITエンジニアの就職・転職をサポートしている「paiza」が運営している学習サイト。
3分で学べる動画解説が人気です!
まさに計画的に毎日続けられるプログラムですね。
「スキルチェック機能」もついているので成長が実感しやすいのもポイント!
オススメ3:Udemy
何度も復習できるオンライン動画学習サービス。
買い切り型のサービスなので知識を定着させやすいです!
月額制と違い、期限が過ぎてコンテンツが見れなくなってしまうことがありません。
講座ごとに何度も復習できるので深い理解が得られますよ!
オススメ4:Swift Playgrounds
アプリ開発に使われているSwiftをゲーム感覚で学べる学習アプリ。
プログラミングの知識がまったくない人でも、問題なく楽しみながら学べます!
アプリ開発がしたい人にとってはとくに効率的に勉強できるサイトですね。
ゲーム感覚でアプリ開発を極めましょう!
オススメ5:Google Blockly
パズル感覚で学べるGoogle提供の学習サービス。
言語などの書き方を覚えるのではなく、プログラミングの考え方を直感的に理解できます!
操作が簡単なのでプログラミング学習に必要な「トライ&エラー」を繰り返す姿勢も身に付きますよ。
コードを書かずにプログラミングの概念をさらっと理解しましょう!
0からプログラミングを学べる激選スクール4社
独学では続けられそうにない人、挫折した人にはプログラミングスクールがオススメです!
ここでは完全初心者でも学べるスクール4社を紹介しますね。
- 学ぶ方法がわからないなら:SAMURAI ENGINEER
- 学ぶ目的が転職なら:DMM WEBCAMP
- さまざまな言語に触れたいなら:TECH CAMP プログラミング教養
- 格安で受講したいなら:TechAcademy
学ぶ方法がわからないなら:SAMURAI ENGINEER

目的はあるけれど何から始めればいいかわからない人にはSAMURAI ENGINEERがオススメです。
最大の特徴であるオーダーメイドカリキュラムがその悩みを解決します!
経験豊富な講師があなたの希望を聞いて最適な学習プランを作成してくれるんですよ。
目標や理解度に応じてオススメ教材を紹介してくれるので、ストレスなく続けられます!
学ぶ目的が転職なら:DMM WEBCAMP

20代で絶対に転職したい人にはDMM WEBCAMPがオススメです。
転職成功率98%、離職率1%の圧倒的な実績がポイント!
キャリアアドバイザーが適性に合った転職先を紹介してくれます。
未経験でもIT業界への転職を有利に進めましょう!
さまざまな言語に触れたいなら:TECH CAMP プログラミング教養

作りたいものや明確な目的がない人にはTECH CAMP プログラミング教養がオススメです!
「全教材学び放題」なのでいろいろ試しながら学習を進められますよ。
各言語でできることや特徴を体感できるので、その過程で目的が明確になる人も多いようです。
幅広く試しながら学んでいきましょう!
格安で受講したいなら:TechAcademy

あまりコストをかけずに勉強したいならTechAcademyがオススメです。
圧倒的に安い値段で現役エンジニアの指導を受けられるんですよ!
最低で174,900円(税込)から受講でき、さらに割引サービスも使えます。
予算を抑えてプログラミングが学べますね!
プログラミングを学ぶ前によくある質問3つ
プログラミングを勉強するか迷っている人や、学び始めた人からのよくある質問をまとめました。
多くの人が一度は考える悩みばかりなので、ぜひ参考にしてください!
- 完全未経験(文系)でも大丈夫なの?
- プログラミングに向いている人は?
- 独学の注意点は?
質問1:完全未経験(文系)でも大丈夫なの?
結論からいうと「まったく問題ない」です!
プログラミングの分野は非常に広く必ずしも理系知識が求められるわけではありません。
また上で紹介したような学習サイトやスクールの普及により、誰でも学べる状況です。
実際に、IT人材白書2017によると「社会で活躍している20代プログラマーのうち40%は文系出身」となっています!
未経験者でも挑戦できるのがプログラミングなんですね。
質問2:プログラミングに向いている人は?
プログラマーに向いている一番の適性は「プログラミングを楽しいと思えるか」だと言われています。
楽しいと思えればコツコツ勉強するのも苦になりませんよね。
その一方で、プログラマーにもさまざまなタイプがいます。
そのため自分が少しでも以下の適性に当てはまっていたら、まずはやってみるのがオススメです!
- 好奇心が強い
- 想像力がある
- 明確な目的がある
- 論理的思考が好き
- 何かを作るのが好き
- 集中力を維持できる
- わからない部分を調べたり質問できる

質問3:独学の注意点は?
もっとも注意すべきは「学ぶモチベーションを保つ」ことです!
プログラミングを学んでいると必ず課題に直面します。
そんな時はモチベーションが下がりやすく、独学時の一番の壁になります。
なので上で紹介したような「毎日継続する」「仲間を作る」のはやはり大事なポイントなんです。
独学に限界を感じたら「スクールを利用する」という手段も検討してみましょう!
さっそく手を動かしながらプログラミングを学ぼう!
上記で紹介した『プログラミングの基礎知識』を理解し『必要な準備3ステップ』実践していただくと、プログラミングへのイメージがより明確になり、目的をもって学べます!
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- ゲーム・アプリ開発
- システム開発
- AI・ロボット開発
- Webサイト作成
- 電子機器制御 などなど
- 学ぶ方法がわからないなら:SAMURAI ENGINEER
- 学ぶ目的が転職なら:DMM WEBCAMP
- さまざまな言語に触れたいなら:TECH CAMP プログラミング教養
- 格安で受講したいなら:TechAcademy
『プログラミングよくわからないな~』と最初はもやもやするかもしれないですが、基礎さえ理解できれば、目的をもってプログラミングを学べるようになりますよ!