プログラミング教育必修化の目的と中学生が学ぶメリット5つ

この記事で解決できる悩み
  • 中学校で必修化されたプログラミング教育について知りたい
  • 中学生がプログラミングを勉強するメリットってあるのかな?
  • 中学生におすすめのプログラミング言語を知りたい

といった悩みを解決できる記事になっています。

2021年から中学校でのプログラミング教育が必修化します。

この記事で解説する『中学生がプログラミングを学ぶメリット5つ』を理解すれば、中学生がプログラミングの勉強をするメリットがわかりますよ。

まずは『中学校で必修化されるプログラミング教育の内容2つ』から紹介していきますね。

目次

中学校で必修化されるプログラミング教育の内容2つ

中学校で必修化されるプログラミング教育の内容2つ

中学校で必修化されるプログラミング教育について、まずは以下2つの情報を知っておきましょう。

中学校で必修化されるプログラミング教育の内容2つ
  1. プログラミング教育の目的
  2. プログラミング教育の授業

すでに一部の中学校ではプログラミング教育が始まっていて、2021年には全国的に実施されます。

導入の背景と内容については以下の記事でも詳しく解説しています。

【2020年】小学生プログラミング必修化!教育の背景と中身を解説

内容1:プログラミング教育の目的

プログラミング教育といっても、本格的なプログラミングの勉強をするわけではありません。

なぜなら、プログラミング教育の目的はプログラミングスキルの習得ではなく「プログラミング的思考」を育成することだからです。

実際に文部科学省の公式サイトにある資料では、プログラミング教育について以下のように説明されています。

また、プログラミング的思考については以下のように説明されています。

【プログラミング教育とは】

子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うように指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育成するもの

引用元:文科省公式サイト_次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ別紙(1)(16ページ目)

【プログラミング的思考とは】

自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つひとつの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけばより意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力

引用元:文科省公式サイト_次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ別紙(1)(16ページ目)

内容2:プログラミング教育の授業

中学校のプログラミング教育は新しく「プログラミング」という科目ができるわけではありません。

実際には、「技術」の授業内で行われます。

新しい学習指導要領には「(2)ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題解決」という項目が追加されました。

つまりソフトウェアを使うだけの受動的な活用ではなく、コンピューターに命令を出して目的の動作をさせるような能動的な活用を目指しているんですね。

中学生がプログラミングを学ぶメリット5つ

中学生がプログラミングを学ぶメリット5つ

中学生がプログラミングの勉強をすると以下5つのメリットがあります。

子供に勉強させようか迷っている方は参考にしてくださいね!

中学生がプログラミングを学ぶメリット5つ
  1. プログラミング的思考が鍛えられる
  2. 問題解決力が身につく
  3. 創造力を鍛えられる
  4. 将来の選択肢が広がる
  5. パソコンを使えるようになる

メリット1:プログラミング的思考が鍛えられる

プログラムに目的にかなった動きをさせたり、処理の効率を上げる方法を考えることで論理的な思考力が磨かれます

論理的思考力を磨くと、物事を順序立てて整理しゴールに向かって最適なステップを踏めるようになるんですね。

これは学習指導要領に定められたプログラミング教育の目的でもあります!

メリット2:問題解決力が身につく

プログラミングを学習すれば問題解決力が身につきます。

問題解決力とは、問題が生じた原因を分析して問題を解決するための方法を考える力です。

プログラミングでは「コードを書く→実行してみる→エラーが起きる→解消法を考えて試す」を繰り返します。

この工程に試行錯誤する機会が多く、自然と問題解決力が伸びるんですね。

メリット3:創造力を鍛えられる

プログラミングができると、様々なアイデアを形にできます。

そのため、持っている創造力を伸ばすきっかけになるんですね。

普通の人はアイデアが浮かんでも実現する手段がなくて諦めてしまいますよね。
実行しようとすると色んな人を巻き込んだり、お金を用意する必要もありますし、、、

アイデアを諦めずに新しいアプリやサービスを開発できれば、生活に活かしたり、副業・転職・起業等にも繋がりますよ!

メリット4:将来の選択肢が広がる

エンジニアやプログラマといったスキルが必要な職業に就けるなど、将来の選択肢が広がります。

IT業界以外でも、就職活動や職場でアピールすれば採用の可能性がぐっと上がるでしょう。

というのも最近では、IT以外の業界でもシステムを使った自動化や業務効率化を進める企業が増えているからです。

また、起業したりフリーランスとして独立して時間や場所に縛られない働き方もできますよ。

メリット5:パソコンを使えるようになる

プログラミングを学べば、自然とパソコンの操作に慣れます。

というのも、パソコンが使えなかったりキーボードが打てない子供が増えていることが問題視されている背景があるんですね。

最近はパソコンよりもスマホやタブレットの方が身近ですからね、、、、

プログラミングには必ずパソコンが要るため、操作・タイピング・サービスの使い方などの感覚を醸成できますよ!

現代社会では、パソコンを使えないと仕事に支障が出ます。

なるべく若いうちにパソコンに慣れておきましょう。

中学生の学習向けプログラミング言語2種類

中学生の学習向けプログラミング言語2種類

プログラミング言語には大きく分けて2種類あります。

それぞれの特徴とともに、中学生におすすめ言語を紹介しますね!

中学生の学習向けプログラミング言語2種類
  1. ビジュアルプログラミング言語
  2. テキストプログラミング言語

種類1:ビジュアルプログラミング言語

文字ではなくデフォルトの命令ブロックを組み合わせることで、パズルのように視覚的にプログラミングできる言語です。

中学生にはScratch(スクラッチ)やプログラミングゼミがおすすめです。

どちらも無料でできるので、気軽に試してみましょう。

慣れると本格的なゲームやアニメーションが作れるようになるので、楽しみながらプログラミングが学習できますよ!

ビジュアルプログラミング言語

引用:Scratch

種類2:テキストプログラミング言語

テキスト(文字・記号・数字)を使って本格的に開発する言語です。

ビジュアル言語よりも実現できることが多くなりますね!

テキスト言語は簡単なものから難しいものまで多くの種類があります。

最初は習得難易度が低くメジャーなHTML/CSSから勉強すると良いでしょう。

また、少し発展したい中学生には、習得難易度が低く言語の需要が高いRubyやJavascriptがおすすめですよ!

HTML / CSSについて
厳密には、HTMLとCSSはプログラミング言語ではありません。 それぞれ「マークアップ言語」「スタイルシート」に分類されます。 この記事では、初心者向けにわかりやすく解説するためにプログラミング言語として紹介しています。

中学生におすすめのプログラミングスクール・教室5選

中学生におすすめのプログラミングスクール・教室5選

中学生におすすめのスクールは以下5つです。

子供ともよく相談して、興味を持って勉強できるスクールを探してあげましょう!

中学生におすすめのプログラミングスクール・教室5選

基礎から実践までステップアップしたいなら:TechAcademyジュニア

TechAcademyジュニア
向いている人
  • 基礎から実践までステップアップしたい子供
  • 学びたい内容や目的が明確な子供
  • 実績が確かなスクールに通わせたい人

TechAcademyジュニアは、Scratchを使いプログラミングの基礎を学べるコースから、テキストプログラミング言語で実践的な内容を学べるコースまであるので、ステップアップして学びたい人におすすめです。

実践的なコースはRubyを学べる「Webアプリコース」、JavaScriptを学べる「ゲームアプリコース」、Pythonを学べる「Pythonロボティクスコース」の3つがあります。

自分の興味がある分野を選んで学べますよ!

アプリやゲームを作成したいなら:Life is Tech !

Life is Tech !
向いている人
  • アプリを作りたい子供
  • 中高生に特化した教室に通わせたい人
  • アプリやゲームを作りたい子供におすすめ

Life is Tech !は、中学生・高校生向けの IT・プログラミング教育サービスで、パソコンに触ったことがない子供でもアプリストアに作ったアプリやゲームをリリースできるようになるためのプログラムです。

通常の授業のほかに、春・夏・冬休みに短期集中講座も実施しています。

全国に教室が七か所ありますが、通うのが難しい場合はオンラインでの受講もできますよ。

子どもの創造力を伸ばしたいなら:LITALICOワンダー

LITALICOワンダー
向いている人
  • ものづくりが好きな子供
  • テクノロジーを活用したものづくりがしたい子供
  • 子供の創造力を伸ばしたい人

LITALICOワンダーは、IT×ものづくり教育を通して論理的思考力や問題解決能力だけでなく、創造力を養うことができるので子供の創造力を伸ばしたい人におすすめです。

ゲーム&アプリプログラミングコースやロボット制作をするコースのほかに、3Dプリンタやレーザーカッターなどを活用してものづくりをするコースもあります。

子供の興味にあわせたものづくりができますよ。

本格的なゲーム制作がしたいなら:CodeCampKIDS

CodeCampKIDS
向いている人
  • 本格的なゲーム制作がしたい子供
  • オンラインで受講できる教室がいい人
  • 実績が確かなスクールに通わせたい人

CodeCampKIDSは、Scratchを使った本格的なゲーム作りをするコースがあり、そのコースを修了したら実際にプロが使っている言語のC#とゲームエンジンのUnity使ってゲームを作るコースがあるので、本格的なゲーム制作がしたい子供におすすめです。

年齢もコースの進展も違う子供が同じ教室で学ぶので、コミュニケーションやプレゼンテーションの能力UPに繋がります。

ただし教室は東京の大崎のみなので、通うのが難しいならオンライン受講をしましょう。

子供の自主性を育てたいなら:TENTO

TENTO
向いている人
  • 自分の興味があることを勉強したい子供
  • 子供の自主性を伸ばしたい人
  • 個人学習だけでなくグループ学習も経験させたい人

TENTOは、プログラミングの習得ではなく、学習する姿勢を身につけるのを目標にしていて、子供の自主性や多様性を伸ばす教室に通わせたい人におすすめです。

小学生から高校生まで、学年の違う子供が1つの教室で各自の学びたい内容を勉強し、先生がそれをサポートする寺子屋方式をとっています。

同じ教室内で授業と個別学習、グループ学習が混在しており、自分が勉強したい内容を選んで学習するので自主性が育ちますよ。

中学生向けのプログラミング教室を選ぶときのポイント6つ

中学生向けのプログラミング教室を選ぶときのポイント6つ

中学生向けのスクールの選び方がわからなくても、以下6つのポイントを参考にすれば大丈夫です。

無料体験レッスンなどを受ければ、実際の教室やレッスンの雰囲気を元に教室を選べますよ!

百聞は一見にしかず!ホームページの情報だけではわからない「相性」もあります!

あくまでスクールで勉強するのは子供ですから、子供の感覚を中心に考えてあげましょう。

プログラミング教室を選ぶときのポイント6つ
  • 学べる言語
  • カリキュラムの内容(アプリ作り、ゲーム作りなど)
  • 学習スタイル(自習形式か講義形式、個人学習か集団学習か)
  • 教室の料金
  • 無理なく通える距離か
  • オンラインで受講できるか

中学生がプログラミング学習で覚えておくべき注意点2つ

中学生がプログラミング学習で覚えておくべき注意点2つ

中学生がプログラミングの勉強をはじめる際は以下2つに注意しましょう。

とくに中学校で勉強する内容は高校や将来につながる大切な基礎になります。

絶対に疎かにしないでくださいね。

覚えておくべき注意点2つ
  1. 学校の勉強を疎かにしないようにしよう
  2. 日々の情報収集を心がけよう

注意点1:学校の勉強を疎かにしないようにしよう

中学生はプログラミング以外にも英語や数学など勉強すべき科目は盛りだくさんです。

プログラミングに時間を使いすぎないように気をつけましょう。

計画を立てて1日あたりプログラミングの勉強に充てる時間を調整するといいですね!

注意点2:日々の情報収集を心がけよう

プログラミングの技術やそれを取り巻く環境は日々進化しています。

そのため、今需要がある言語やツールでも将来的に需要があるとは限らないのです。

中学生が社会人になったときに、今勉強したプログラミングスキルを就職活動などに生かすには、流行にあわせて知識をアップデートしましょう。

プログラミングを勉強する中学生の保護者が注意したいポイント2つ

プログラミングを勉強する中学生の親が注意したいポイント2つ

子供がプログラミングを勉強するときに保護者が意識したいポイントは以下2つです。

無理なく勉強できる環境を作ってあげましょう。

保護者が注意するポイント2つ
  1. 家でも学習できる環境を整えよう
  2. 生活のバランスを考えてあげよう

ポイント1:家でも学習できる環境を整えよう

子供が好きなときに勉強できるように、自宅でプログラミングができる環境を整えてあげましょう。

というのも、自宅で学習できる環境があれば、学校や教室で習う内容の予習・復習ができるからです。

子供が興味を持った場合に、自主的に開発ができるのでスキルを伸ばしやすくなりますよ!

ポイント2:生活のバランスを考えてあげよう

プログラミングの学習が負担にならないよう、生活のスケジュールを調整する必要があります。

なぜなら、中学生は勉強や部活などで生活スケジュールが忙しいからです。

授業時間に占める割合は少ないので、プログラミング学習を強制する必要はありません。

部活や高校の受験勉強など、本来必要な時間や体力も残してあげましょう!

中学生とプログラミングについてまとめ

中学生とプログラミングについてまとめ

『中学生がプログラミングを学ぶメリット5つ』で紹介したように、中学生からプログラミングを学ぶと様々なメリットが得られることがわかります。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

中学生がプログラミングを学ぶメリット5つ
  • プログラミング的思考(論理的思考力)が鍛えられる
  • 問題解決力が身につく
  • 創造力を鍛えられる
  • 将来の選択肢が広がる
  • パソコンを使えるようになる
中学生におすすめのプログラミングスクール・教室5選

中学校で必修化されたプログラミング教育の目的はプログラミングの習得ではなくプログラミングを通して思考力を鍛えることです。

中学生のうちからプログラミングを通して思考力や問題解決力を伸ばせば、将来きっと役に立ちますよ。

プログラミングの勉強をはじめるのに早いや遅いはありません。ぜひこの機会にプログラミングの勉強をはじめましょう!