- プログラミングを独学で習得して就職できる?
- プログラミングの独学で大切なことは?
- プログラミングを就職レベルまで習得したい!
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『プログラミングの独学で就職する方法と勉強のコツ』を理解すれば、プログラミングの独学から就職を目指すための方法が分かります。
プログラミングを独学で習得して、就職するのはかなり難しいです。
しかし、コツを押さえながら勉強すれば就職に繋げやすくなりますよ。
それでは、『【はじめに】プログラミングの独学で就職は難しい』から解説します。
※『独学でプログラミングを学ぶのは難しい!』という方は、『独学よりもプログラミングスクールで学ぼう』からご覧ください。
目次
【はじめに】プログラミングは独学でも就職できるが、難易度は高い

独学でプログラミングを習得して就職している人は存在しますが、難易度は高いです。
というのも、独学では挫折しやすいスキルなんですね。
また、実務レベルのスキルを独学で身につけるのはかなり難しいので、独学をする場合は覚悟を持って勉強に取り組みましょう。
独学での就職が難しい理由について、次の見出しで詳しく解説しますね。
独学のプログラミング学習では就職が難しい理由3つ

「就職を目指す場合、なぜ独学はおすすめできないの?」という方に、独学でプログラミングの習得を目指す時のデメリットを3つ紹介します。
- 独学では90%が挫折する
- 学習効率が悪く、時間がかかる
- 就職・転職のサポートを受けられない
理由1:独学では90%が挫折する
ひとつ目の理由は、プログラミングを独学した人のほとんどが挫折していることです。
SAMURAI ENGINEERが240名を対象に行ったインターネットアンケートによると、学習経験者のうち87.5%が、学習中に挫折や行き詰まりを感じたと回答しています!どうしても独学で習得したい人は、他のデメリットも知った上で最後までやり通せるかをよく考えてくださいね。
理由2:学習効率が悪く、時間がかかる
独学だと学習効率が悪く、必要なスキルの習得までに時間がかかります。
なぜなら、不要な内容を勉強してしまったり、疑問点やエラーの解消に時間がかかるからです。
独学だと質問できる人がいないので、エラーが出るとすべて自分で調べなければならず大変ですよね。
また、どの程度まで学習すればいいか判断できないので、いつまでも就職活動に移れませんよ。
理由3:就職・転職のサポートを受けられない
一般的な転職サイトに公開されている求人では、経験者と競うことになるので不利です。
そのため、プログラミング関係の仕事につきたい場合は、未経験者の求人を扱っているサイトやエージェントを探す必要があります。
しかし、一般的な求人サービスでは未経験者を対象とする求人が少なく、就職活動を思うように進められません。
それでも独学するなら!就職するためのプログラミング学習のコツ6つ

「それでも独学で習得したい!」という方に、プログラミングを独学で習得して、就職につなげるためのコツを6つ紹介します。
それぞれのコツについて、以下で詳しく解説しますね。
- プログラミングを学ぶ目的を決める
- 初心者でも学びやすいプログラミング言語を選ぶ
- 実践的に勉強する
- ポートフォリオを作る
- 毎日30分だけでも勉強する
- エンジニア・プログラマに質問する
コツ1:プログラミングを学ぶ目的を決める
プログラミングを学ぶ目的がないと、何から勉強すればいいのか分かりません。
まずは「何がしたいからプログラミングを学ぶのか」という目的を決めましょう。
例えば、「スマホアプリを作る仕事がしたい」「ウェブサイトを作る仕事がしたい」などですね。
目的が決まれば、それに向けて必要なスキルと学習すべき内容がわかりますよ!
コツ2:初心者でも学びやすいプログラミング言語を選ぶ
2つ目のコツは、初心者でも簡単なプログラミング言語を選ぶことです。
なぜなら、最初から難易度の高い言語を学んでも、難しすぎて行き詰まりやすいからです。
例えば「年収が高いから」や「流行っているから」という理由で言語を選ぶのはやめましょうね。
以下に紹介する3つの言語は初心者でも学びやすいだけでなく、案件数が多めなので就職にも役立ちますよ!
- Ruby:ウェブサイトの幅広いサービス開発に使われている言語。ベンチャー企業の求人が多い
- PHP:ウェブサイト制作に使われている言語。クラウドソーシングの求人が多い
- Java:求人数が最も多いプログラミング言語。ただし、難易度が少し高めなので注意
コツ3:実践的に勉強する
プログラミングは教材を読むだけでは身につかないので、実際にコードを書いて覚えていきましょう。
外国語でも、ただ眺めるよりも実際に書いたり話したりした方が早く覚えられますよね。
プログラミングの勉強も、小さな目的や課題をコツコツと達成していけば、日々成長を実感できてモチベーションの維持にもつながりますよ!
コツ4:ポートフォリオを作る
独学から就職を目指すなら、必ずオリジナルのポートフォリオを作りましょう!
その理由は、ポートフォリオがあれば企業に対して自分のスキルをアピールできるからです。
しかし、既存品のコピーはNGですよ!
というのも、ポートフォリオではコーディング力だけでなく、企画力やユーザーを想定した設計ができるかなども見られているからです。
コピーサイトやコピーアプリでは、企画・設計はもちろん、自分でコーディングした証明もできませんからね。
コツ5:毎日30分だけでも勉強する
1日30分だけでもコツコツ勉強しましょう。
なぜなら、毎日続けないと勉強を後回しにするようになり、最終的に挫折するおそれがあるからです。
また、毎日勉強すれば復習にかける時間も減らせて、学習期間の短縮にもつながりますね。
スムーズに学習が進めばモチベーションが上がり、学習全体の効率アップも図れますよ!
コツ6:エンジニア・プログラマに質問する
6つ目のコツは、エンジニアやプログラマに質問できる環境を作ることです。
理由は、学習方法やエラーの解決方法など、つまづいたポイントを分析してもらえるからです。
IT系の人脈がなくても、以下2つの方法を使えば、エンジニアに質問できる環境が手に入ります。
一人では解決に1ヶ月かかるエラーも、エンジニアの先輩に聞けば1日かからず効率的に進められますよ!
- IT系Q&Aサイトで質問する(teratailやスタック・オーバーフロー)
- プログラミングスクールに通って、講師に聞く
就職を目指すなら独学よりプログラミングスクールがおすすめ!

プログラミング未経験から就職を目指すなら、独学よりもスクールの利用をおすすめします。
なぜならスクールを使った方が、挫折のリスクを抑えて効率的に学習できるからです。
また、未経験者対象の求人も紹介してもらえるので、未経験からの就職活動で不利にならずに済みますね。
以下の特徴3つに当てはまる人には、スクールの利用を検討しましょう!
- 実務レベルのプログラミングを短期間で取得したい人
- 集中して勉強に取り組める環境が欲しい人
- 相談できる相手が欲しい人
独学よりもプログラミングスクールを使うべき理由4つ

「スクールが独学よりも良いことは分かったけど、どうしてスクールを使うべきなの?」という方に、スクールを使うべき理由を4つ解説しますね。
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
- 就職支援・求人紹介が受けられる
- 最適なカリキュラム・手順で学べる
- 不安を抱えず勉強ができる
- プログラミングの学習方法が分かる
理由1:就職支援・求人紹介が受けられる
スクールでは、受講生の希望する企業に就職できるようにキャリアコンサルタントから就職支援を受けられます。
また、スクールにはプログラミング業務未経験者を対象にした求人が届きます。
そのため、自分で転職サイトから応募先を探して経験者と競争するよりも、有利な就職活動が可能です!
中には書類選考が免除になるなど、スクールのお墨付き待遇で応募できる求人も確認しましょう!
- キャリアコンサルタントとの面談・カウンセリング
- プログラミングスクール独自の求人を紹介
- 履歴書の添削
- 面接のアドバイス
理由2:最適なカリキュラム・手順で学べる
2つ目の理由は、スクールのノウハウが詰まった最適なカリキュラムで効率的に学べることです。
独学だと自分で勉強する内容や時間配分を決める必要がありますよね。
そこでペース配分を間違えてしまい、挫折するケースが多いです。
スクールを使えば、受講生のスケジュールに合わせて学習プランを選べるので、無理なく学習を進められますよ。
理由3:不安を抱えず勉強ができる
スクールを使えば、学習の不安を解消して、モチベーションを維持しやすくなりますよ。
なぜなら、講師に勉強方法や就職に関する相談ができるからです。
独学だと相談できる相手がいないため、一人で勉強を進める必要がありますね。
スキルが身についているか分からない不安で挫折する心配はいりませんよ。
理由4:プログラミングの学習方法が分かる
スクールを使うとプログラミングの学習方法が分かります。
そのため、将来他のプログラミング言語を学習するときもスムーズになりますよ。
ほとんどのエンジニアは複数の言語スキルを習得して、プロダクトによって使い分けているんです。
スクールで効率的な学習方法を一度身に着ければ、今後他の言語が必要になったときにもすぐに対応できますよ!
就職サポートが手厚いおすすめプログラミングスクール4選

「スクールを使うべきなのは分かったけど、おすすめはどこ?」とお悩みの方に、就職支援・就職保証が充実したスクールを4つ紹介しますね。
それぞれのスクールのおすすめポイントを詳しく見ていきましょう。
- 失敗しない就職活動をしたい20代はDMM WEBCAMP
- 少しでも独学経験がある人はSAMURAI ENGINEER
- 30代以上でもプログラマに就職したいならTECH CAMP エンジニア転職
- 安く転職保証を受けたい人はTechAcademy Pro
失敗しない就職活動をしたい20代はDMM WEBCAMP

- 集中できる環境で勉強したい人
- やる気の高い人たちと一緒に勉強したい人
- 就職に関する手厚いサポートが欲しい人
通学型のプログラミングスクールで、月曜から日曜(※金曜日は閉館)の11時~22時まで利用可能です。
教室にはメンターが常駐しているので、分からないことをいつでも質問できますよ。
実務的に近い経験が積めてチーム開発で他生徒との交流もできるので、モチベーションを維持できます。
受講後に万が一就職できなければ全額返金があるので安心して就職活動ができますし、転職成功率は98%です!
少しでも独学経験がある人はSAMURAI ENGINEER

- 作りたいサイトやアプリが明確な人
- 何から始めればいいか分からない人
- フリーランス・副業で稼ぎたい人
目的に合ったオーダーメイドのカリキュラムを作成して学習を進めるので、最短効率で必要なスキルを学べますよ。
また、専属講師がついたマンツーマンレッスンなので、意思の疎通が取りやく挫折しづらいですし、講師が変わることによる混乱が起きないです。
ほかには、受講中にクラウドワークスなどで受注した案件を講師のサポートを受けながら、進められる「案件獲得サポート」があるので、経験を積みながらフリーランスや副業としての働き方を学ぶこともできますよ。
30代以上でもプログラマに就職したいならTECH CAMP エンジニア転職

- 30代以上からプログラミングの勉強をしたい人
- 30代以上でエンジニアに転職・就職したい人
- 土日祝に集中して勉強したい人
他のスクールと比較すると30代以上の受講者が多く、3人に1人が30代以上ですよ。
未経験者専用の教育プログラムがあり、パソコンを使うことに自信がなくても、挫折せずにキャリアチェンジを実現できる環境になっています。
現に、受講者の90%以上が未経験者ですが、転職成功率は99%の高い実績がありますよ!
安く転職保証を受けたい人はTechAcademy Pro

- なるべく安くプログラミングを勉強したい人
- 授業から面接までオンラインで完結させたい人
- 午後から集中して勉強したい人
オンライン完結型スクールで、授業や就職のサポートのほかに、企業の面接もオンラインで受けられるのが特徴的ですね。
なお、質問の対応時間が15時~23時までなので、午後中心に活動したい人におすすめですよ。
ただ、受講して就職保証を受けるのには、32歳以下の年齢制限など条件があるので事前にチェックしましょう。
まずは無料カウンセリングを受けよう!
スクールの無料カウンセリングでは、学習内容を講師に相談できます。
サイトや口コミからでは分からない情報を得られる良い機会なので、受講を申し込む前に必ず受けておきましょう。
スクールによって特性が違ったり、同じ名前のコースでも習得できるスキルが異なるので、2校以上カウンセリングを受けて自分にあったスクールを見つけてくださいね!

就職に失敗しない!プログラミングスクールの注意点3つ

プログラミングを使って就職を目指すときは、以下3つに注意すれば失敗を防げますよ!
それぞれの注意点を詳しく解説しますね。
- 無料のスクールはおすすめできない
- 年齢制限がないか確認する
- 自分から学習する姿勢を大切にする
注意点1:無料のスクールはおすすめできない
ひとつ目の注意点は、無料のスクールを避けることです。
その理由は、学習サポートの質が悪かったり、転職支援を受けられないケースがあるからです。
また、スクールの提携企業にしか就職できない場合もあるので、進路の選択肢を広げたい人にはおすすめできません。
注意点2:年齢制限がないか確認する
各スクールの転職向けコースの多くには年齢制限があるので、就職支援を受けられない場合があります。
その理由は、年齢が高くなるほど就職の成功率は落ちるからです。
例えば、SAMURAI ENGINEERの転職コースを受けるには満22歳から28歳の間、DMM WEBCAMPは30歳未満などの条件があります。
受講を申し込む前に、自分が対象年齢かをチェックしておきましょう!
注意点3:自分から学習する姿勢を大切にする
スクールは受講生の学習をサポートする場所にすぎません。
「お金を払ってスクールに通うんだから、絶対に就職できるんでしょう?」と考えるのはNGですよ。
スクール環境をどのように使い、どんなスキルを身に着けるかは受講生次第です。
積極的に勉強してスキルを身につけ、自分が希望する企業に内定をもらえるよう頑張りましょう!
【プログラミングの独学から就職】まとめ

上記で紹介した『プログラミングの独学で就職する方法と勉強のコツ』を理解すると、プログラミングを独学で習得して、就職に繋げられるようになりますよ。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- プログラミングを学ぶ目的を決める
- 初心者でも学びやすいプログラミング言語を選ぶ
- 実践的に勉強する
- 毎日30分だけでも勉強する
- ポートフォリオを作る
- エンジニア・プログラマに質問する
- 失敗しない就職活動をしたい20代はDMM WEBCAMP
- 少しでも独学経験がある人はSAMURAI ENGINEER
- 30代以上でもプログラマに就職したいならTECH CAMP エンジニア転職
- 安く転職保証を受けたい人はTechAcademy Pro
プログラミングを独学で習得して、就職するのは非常に難しいので覚悟が必要です。
しかし、プログラミングスキルは一度身に着ければ今後一生収益に繋げられるので、ぜひ試してみてくださいね!
もしもくじけそうになったときは、一度スクールの無料カウンセリングに相談して、軌道修正をしてみましょう!