- プログラミングを独学で習得する期間は?
- 自分のやりたいことはどのぐらい時間がかかるの?
- なるべく早くプログラミングを覚えたい!
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『プログラミングの学習に必要な期間』を理解すれば、プログラミングを習得するのに必要な期間が分かります。
また、プログラミングの学習期間を短縮するためのポイントも紹介するので、「どうしたら独学期間を減らせるの?」と悩んでいる方にもおすすめの記事ですよ。
まずは、『【はじめに】プログラミングの独学期間は200時間必要!』から解説しますね。
※『最短でプログラミングスキルを習得したい!』という人は、『時短したいならスクールを使おう!』をご覧ください!
目次
【はじめに】プログラミングの独学期間は200時間必要!

プログラミングを学習する目的と言語によって違いますが、独学で基礎レベルまで習得するには平均200時間が必要です。
そして実務で通用するレベルのスキルを身につけるには、1,000時間もかかるといわれています!
独学でのプログラミング学習は挫折しやすい
プログラミングを独学で勉強すると、挫折しやすく、時間を無駄になることが多いです。
侍エンジニア塾が実施したインターネット調査によると、独学のプログラミング未経験者の挫折率は、なんと9割にものぼります。
もしも、独学に不安を感じたり、独学よりも短期間で習得したい方は、後ほど紹介するプログラミングスクールの利用を検討してみてください。
目的別:プログラミングの独学期間4つ

「プログラミングでやりたいことをするには、どれぐらい勉強すればいいの?」と疑問を持つ方に、目的別に4つの独学期間を紹介します。
ただしこれらの期間はあくまで目安なので、個人差があることに注意してくださいね。
- ウェブサイトを作りたい
- スマホアプリを作りたい
- ゲームを作りたい
- フリーランスとして働きたい
目的1:ウェブサイトを作りたい
ウェブサイトの作成で使われるプログラミング言語は、200時間ほどで習得できます。
その理由は、ほかの言語よりも難易度が比較的低いからです。
1週間の勉強時間を20時間とすると、約3ヶ月かかりますね。
環境構築(実際にプログラミングを行うために必要な準備)や文法が簡単なので、初心者でも取り組みやすいのが特徴です!
なお、ウェブサイトの作成で必要な言語は以下の4つになります。
- PHP
- Ruby
- Python
- JavaScript
目的2:スマホアプリを作りたい
スマホアプリを作成する場合は、学習期間は400時間ほど必要です。
また、実務レベルに到達するには800時間かかるといわれています。
1週間の勉強時間を20時間とすると、基礎レベルまで約5ヶ月、実務レベルまで約10ヶ月かかりますね。
なお、スマホアプリの作成に必要な言語は以下の3つです。
- Swift
- Kotlin
- Java
目的3:ゲームを作りたい
ゲームを作る場合、600時間以上かかります。
その理由は、プログラミング言語以外にもUnityやUnreal Engineといったゲーム作りのためのツールの操作も覚える必要があるからです。
初心者が独学でゲームを作るのはかなり難しく、実務レベルまで達するには最低でも1,000時間必要ですよ!
1週間の勉強時間を20時間とすると、基礎レベルまで約7ヶ月、実務レベルまで約1年かかる計算です。
なお、ゲームを作る際は次の3つの言語を覚えておきましょう。
- C#
- C++
- JavaScript
目的4:フリーランスとして働きたい
フリーランス案件にはWeb制作が多いので、習得期間の目安は200時間ほどです。
ただし受注したい案件や要求レベルによって学習期間は変わります。
1週間の勉強時間を20時間とすると、基礎レベルまで約3ヶ月かかる計算ですね。
なお、以下の3つの言語を身につければクラウドソーシングの案件がもらいやすくなるので、フリーランスを目指す方におすすめですよ!
- PHP
- Ruby
- Python
プログラミングの独学期間を短縮するための手順4つ

「プログラミングの独学期間をなるべく短くしたい!」とお悩みの方は、以下の4ステップをお試しください!それぞれの内容について、以下で詳しく解説しますね。
- プログラミングを学ぶ目的を決める
- 目的に合わせた言語を選ぶ
- プログラミングを動かす準備をする
- プログラミングの勉強を始める
手順1:プログラミングを学ぶ目的を決める
まずは何を目的としてプログラミングを学習するのかを決めましょう。
目的がないと、やるべきことがわからず、学習も進められないからです。
たとえば、転職したい人や作りたいものがある人、副業をしたい人ではそれぞれ学ぶべきスキルが違います。
目的が決まれば学習の方向性も見えて、モチベーションを維持しやすくなりますよ!
手順2:目的に合わせた言語を選ぶ
設定した目的にあうプログラミング言語を決めて、学習を始めましょう。
就きたい職種や開発したいものによって必要な言語が変わるので、適当に選ばないでくださいね。
具体的な言語が決められない方は、「目的別:プログラミングの独学期間4つ」の見出しで紹介したものから選ぶといいですよ!
なお、独学に最適なプログラミング言語については、以下の記事で詳しく解説しています。

手順3:プログラミングを動かす準備をする
3つ目の手順は「環境構築」をすることです。
環境構築とは、専用のソフトウェアをインストールするなど、プログラミング言語を自分のパソコンで動かすための準備作業です。
環境構築をしなければ、ソースコード(プログラムを動かす命令文)を書くことも、プログラムを動かすこともできません。
DVDを再生するためにDVDプレーヤーを用意するイメージですね!
手順4:プログラミングの勉強を始める
環境構築ができたら、コーディング(プログラムを動かすためにソースコードを書く作業)ができるようになり、本格的にプログラミングの勉強のスタートです。
まずはサンプルのコードを記入して、どのように動くか見てみましょう。
そこから「追加で欲しい機能」と「その機能を実装する方法」をネットで調べながらコーディングを重ねていくと、プログラミングの流れがつかめますよ!
プログラミングの学習期間を時短するためのポイント6つ

プログラミングの学習期間を短縮したい方に、以下の6つのポイントを紹介します。
しっかり読んで、効率的にスキルを身につけてくださいね!
- 小さな目的を達成していく
- 毎日勉強する習慣をつける
- 勉強したことを振り返る
- わからないことを放置しない
- 理解度にあった学習教材を選ぶ
- プログラムを完璧に覚えない
ポイント1:小さな目的を達成していく
ひとつ目のポイントは、目的のために小さな目標を設定していくことです。
その理由は、最初から大きな目標に向かってプログラミングをはじめても、なかなか思うように作れずに、モチベーションを下げてしまうからです。
まずは簡単なコードをひとつずつ書くところからはじめましょう。
ポイント2:毎日勉強する習慣をつける
毎日「絶対に学習する時間」を作りましょう。
なぜなら前回の勉強から日をあけてしまうと、再び勉強するのが面倒に感じやすくなるからです。
また時間があくほど復習にも時間がかかり、学習全体の効率が落ちてしまいます。
仕事が忙しくて時間がなかったり、疲れてやる気が出ない日もあるかもしれませんが、1日30分でいいので手を動かしましょう!
ポイント3:勉強したことを振り返る
3つ目のポイントは、あとから振り返りやすくするために、勉強した内容をまとめておくことです。
その理由は復習に時間をかけすぎると、新しいことを勉強する時間が削られるからです。
振り返ったときにチェックする時間を短縮できるので効率よく学習できますよ。
ポイント4:わからないことを放置しない
疑問点やエラーを放置せず、すぐに検索する癖をつけるのも大切です。
その理由は、わからないことをそのままにすると勉強が進まなくなり、学習全体が非効率になるからです。
また、実際にエンジニアの開発業務では、自力で検索して解決する能力が求められます。
自分でネットを調べてもわからない場合、IT系に特化したterarailやスタック・オーバーフローなどのQ&Aサイトで質問すれば、回答がもらえますよ!
ポイント5:理解度にあった学習教材を選ぶ
5つ目のポイントは、自分の理解度にあった教材を選ぶことです。
なぜなら、難しすぎる教材を選ぶと、内容が理解できず勉強を挫折する原因になるからです。
最初のうちは、図解が載っていたり、用語の解説が丁寧についている本を選ぶといいですよ。
本以外にも、ドットインストールやProgateといったネット上の学習コンテンツがあるので、ひととおり触ってみて学習しやすいものを選びましょう。
ポイント6:コードを完璧に覚えない
コードを全て覚える必要はありません。
というのも、プログラミング技術は日々変化しているので、暗記では対応できないんですね。
実際、エンジニアには暗記よりも基本的な文法をベースに必要なものを検索して実装する能力が求められます。
さらに時短したいならプログラミングスクールを使おう!

「時短するためのポイントはわかったけど、もっと学習期間を短縮したい!」とお悩みの方は、スクールがおすすめです。
数十万円ほどの受講料がかかりますが、スクールを使えば独学よりも挫折のリスクを抑えて、効率的にプログラミングスキルを習得できますよ!
スクールを使えば次の3つのメリットがあります。
- 疑問点や不明点が講師に聞ける
- 転職・就職の支援を受けられる
- 効率よく学習できる
プログラミングスクールを使うべき人の特徴
独学で勉強するよりも、プログラミングスクールに通って勉強するほうが効率的にプログラミングスキルを身につけやすいので、以下の特徴3つに当てはまる人はスクールに通うべきでしょう。
- 実務レベルのプログラミングを短期間で取得したい人
- 集中して勉強に取り組める環境が欲しい人
- 独立・フリーランスで働きたい人
おすすめのオフラインプログラミングスクール3選

オフラインのスクールに通えば、疑問点をすぐに講師に聞けたり、他の受講生との交流を通してモチベーションが維持しやすいメリットがあります。
こで、学習サポートが充実していてプログラミングが未経験でも安心して通えるスクールを3つ紹介しますね!
- 大手企業への就職を目指すならDMM WEBCAMP
- 30代以上でエンジニア転職するならTECH CAMP エンジニア転職
- コスパよくオフラインスクールに通いたいならtech boost
- 分からないところをその場で講師に聞ける
- 集中できる環境なので、モチベーションが維持しやすい
- 他の受講生と交流できる
大手企業への就職を目指すならDMM WEBCAMP

- 信頼性のある大手企業に転職したい人
- 即戦力として働きたい人
- やる気の高い人たちと一緒に勉強したい人
基礎のプログラミングを学びECサイトのチーム開発をするなど、実務に近い環境で開発の経験ができます。
独学では経験できないチーム開発で、実務に近い経験を積めるのはスキルアップにも繋がりますよ。
通学形式で学ぶ短期集中講座や専門技術講座、完全オンラインで学習を完結できるオンライン講座が開講されています。
出典:DMM WEBCAMP
30代以上でエンジニア転職するならTECH CAMP エンジニア転職

- 30代以上で転職・就職したい人
- 土日祝に集中して勉強したい人
- 通学でモチベーションを維持しながら学びたい人
他のスクールでは条件の対象外になる30代以上でも転職保証がつくので、30代以上で転職保証を受けたい人にはとくにおすすめです。
平日以外に土日祝も講師のチャット、ビデオ通話に対応しているので質問がしやすく、通学・オンラインともに挫折しずらい環境になっています。
無料カウンセリングを受けた当日に受講申し込みすると、料金が1万円オフになるお得なサービスもありますよ。
なお、TECH CAMP エンジニア転職では、コロナ禍の影響もあり、オンライン完結での学習も可能となったので、幅広い人が利用しやすくなっています!
コスパが良いオフラインスクールに通いたいならtech boost

- 質のいいキャリアサポートを受けたい人
- 自分にあった学習プランをじっくり立てたい人
- 大学卒業後にエンジニアとして働きたい人
受講スタイルは通学とオンラインから選ぶことができ、学習内容をプロのカウンセラーが学ぶ人に合わせて提案してくれますよ。
他のオフラインスクールよりも料金が安いので通いやすいのもおすすめな点です。
また、大学生向けの支援に企業インターンサービスがあるので、大学生の間に実務経験が積めるのも嬉しいですね。
おすすめのオンラインプログラミングスクール3選

オンラインのスクールには、自分の都合にあわせて勉強できることや、オフライン型のスクールよりも低コストで受講できるメリットがあります。
オフライン型のスクールに負けないくらい学習のサポートが充実しているオンライン型のスクールとしては、以下の3つがおすすめですよ!
- フリーランス・独立を目指すならSAMURAI ENGINEER
- できるだけ格安で学びたいならTechAcademy
- 好きな時間に好きな講師とマンツーマンレッスンするならCodeCamp
- 時間や場所に縛られない
- 自分のペースで勉強を進めやすい
- オフラインスクールよりも料金が安くなりやすい
フリーランス・副業で稼ぐならSAMURAI ENGINEER

- フリーランスや副業で稼ぎたい人
- 就職、転職する際に提出できる実績がほしい人
- 何を学ぶべきか迷っている人
受講期間中に実際の仕事を獲得し実践できるので、就職活動で実績をアピールできますよ。
また、専任のキャリアアドバイザーが、企業紹介から面接対策まで対応してくれるなど、手厚いサポートも受けられます。
SAMURAI ENGINEERでは、オーダーメイドのカリキュラムで学べるので、自分のやりたいことやキャリアプランに沿った勉強ができますよ。できるだけ格安で学びたいならTechAcademy

- できるだけコストを抑えたい人
- 自分の目的が具体的に決まっている人
- 人目を気にせずに勉強したい人
JavaコースやPythonコース、Webアプリケーションコースなど、自分のやりたいことに合わせてコースを選べますし、プログラミング言語のほかに、デザインやwebサイトの開発・集客についてのコースもあり、同時に学んで業務に活かせます。
ビデオ面談で学習進展の確認があるので、モチベーションを管理しやすいのが嬉しいですね。
好きな時間にマンツーマンレッスンを受けるならCodeCamp

- 学習時間を自由に決めたい人
- 相性の合う講師から教えてもらいたい人
- 幅広い内容の技術を習得したい人
学びたい内容に合わせたプランが10コースあり、そこから学びたい期間(2・4・6か月)によってそれぞれ料金が設定されているので、予算を考えて受講コースを選べます。
また、講師を選んでマンツーマンレッスンが受けられるシステムなので、相性が合う質問しやすい講師や説明がわかりやすい講師を指名できますよ。
レッスンごとに講師を選べるのは嬉しいですね!
【プログラミングの独学期間】まとめ

上記で紹介した『プログラミングの学習に必要な期間と、学習期間を短縮するためのポイント』を理解すると、時間を無駄にせず、効率的にプログラミングが勉強できるようになりますよ。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 小さな目的を達成していく
- 毎日勉強する習慣をつける
- 勉強したことを振り返る
- 分からないことを放置しない
- 理解度に合った学習教材を選ぶ
- コードを完璧に覚えない
- 大手企業への就職を目指すならDMM WEBCAMP
- 30代以上でエンジニア転職するならTECH CAMP エンジニア転職
- コスパよくオフラインスクールに通いたいならtech boost
- フリーランス・独立を目指すならSAMURAI ENGINEER
- できるだけ格安で学びたいならTechAcademy
- 好きな時間に好きな講師とマンツーマンレッスンするならCodeCamp
プログラミング学習は、時間の使い方が肝心です。
隙間時間を有効活用して、コツコツと勉強を進めていきましょう!