- プログラミングってそもそも何?
- プログラミングを使うとどんなことができるの?
- プルグラミング言語って何が違うの?
編集部: 杉本
この記事で解説する『プログラミングでできること5つ』を理解すれば、プログラミングを知らない方でも、どんなものかわかりますよ!
この記事では、実際にエンジニアの菅野さんに監修頂きながら、プログラミングでできることについてまとめました!
菅野

また、まとめるにあたって、以下の情報を参考にしています!
- 現役エンジニアの解説
- 各省庁発行のデータ
- 各言語のトレンド情報
まずは『プログラミングとは何か?』を解説していきます!
目次
【前提】プログラミングとはコンピュータへの指示を作ること
プログラミングとは、コンピュータへの動作の指示を書き込むことをいいます。
例えば、「3歩歩け」「右に90度回れ」「3歩歩け」というように、指示を順番に書き込んでいくことですね。
機械はこの指示の順番に従って、動いていくんですよ。
そして、指示が書き込まれたものを「プログラム」といいます。
- プログラミング:プログラミング言語を用いて、コンピュータへの指示を書き出すこと
- プログラム:プログラミング言語によって書かれた、コンピューターヘの指示のリスト
プログラミングを学んで成功した人たち
プログラミングは、世の中を変える大きなビジネスを生み出すチャンスを得られます。
以下の人たちはプログラミングができたからこそ、ゲームやプラットフォームを開発して成功を収めています。
ITの力を使って大きな課題を解決する時には、プログラミングは欠かせないスキルなんですね。
- ライブドア創業者 堀江貴文(ホリエモン)
- GREE創業者 田中良和
- Facebook創業者 マーク・ザッカーバーグ
- マイクロソフト創業者ビルゲイツ
- Instagram創業 ケヴィン・シストロム など
プログラミングでできること5つ
プログラミングは、今や私たちの生活に密接にかかわっています。
具体的にどのように使われているか、主だったできること5つを紹介しますね!
- Webアプリ開発
- スマートフォンアプリ開発
- ゲーム開発
- システム開発
- AI(人工知能)開発
できること1:Webアプリ開発
SNSやショッピング(EC)サイト、動画サイトなどのWebアプリはプログラミングによって作られています。
Webアプリはインターネットを経由して、サービスを提供してくれるものです。
有名なもので言えば、YouTubeやFacebook、Twitterなどがありますね。
最近ではテレワークの普及で注目されている、SlackやChatWork、ZoomなどもWebアプリのひとつですね。
今やなくてはならないWeb上のサービスは、すべてプログラミングによって作られているんですよ!
- SNSサービス:Twitter、Facebook、Instagram など
- ECサイト:Amazon、楽天市場、ZOZOTOWN など
- 動画サイト:YouTube、ニコニコ動画 など
菅野

できること2:スマートフォンアプリ開発
スマホは2017年時点で70%近い普及率(総務省:情報通信白書より)となっています。
それに伴い多くのスマホアプリがリリースされていますね。
スマホ上でダウンロードして利用する利便性の高さから、Webアプリがスマホアプリとしてリリースされる例も増えています。
これらのアプリもプログラミングによって作られており、私たちの生活を支えてくれているんです。
- LINE
- TikTok など



できること3:ゲーム開発
ゲームもプログラミングで開発できるメジャーなものの1つです。
テレビゲームやスマホゲームは、すでに身近なものとして触れていますよね。
その他にも、技術の発展によりVRやARといった拡張現実でのゲームも発展しています。
プログラミングで世の中のトレンドを生み出すこともできるんです!
- パソコンゲーム
- スマホゲーム
- 家庭用ゲーム(PS4、スイッチ、XBOXなど)
- VRゲーム、ARゲーム



できること4:システム開発
システム開発とは、プログラミングを使って在庫や売上などの数字を自動で管理してくれるシステムを作ることをいいます。
例えば、ATMを使うと自分の口座残高や、入出金の履歴がわかりますよね。
これらは、システムを使って顧客の情報と口座の情報を自動で管理しているんです。
近年では多くの大企業が独自のシステムを利用して、生産性とユーザーの利便性を向上させています。
- 在庫管理システム
- 会計管理システム
- 金融機関の入出金システム など
できること5:AI(人工知能)開発
AI開発は現在急速に発展を遂げている分野ですね。
iPhoneのSiriやLINEのチャットボットなどが有名ですが、自動運転や資産運用の分野にも広く活用され始めています。
他にも、テキストの音声入力やコールセンターの自動応答など、今後のロボット文化の発展に重要な技術なんです。
時代を作る最新技術を生み出すことができるのも、プログラミングの特徴の1つですね。
- Pepperくん
- GooleHome
- Echo など
プログラミングを学ぶメリット4つ
興味がある人は参考にしてくださいね。
- スキルが年収に直結しやすい
- 副業・フリーランスに活かせる
- 作業を自動化できる
- 論理的思考が身につく
メリット1:スキルが年収に直結しやすい
プログラミングは年収に直結しやすいスキルなんです。
理由は、IT技術の急速な発展に伴い、プログラマやエンジニアの需要は上がり続けているから。
厚生労働省の調査によれば、エンジニアの平均年収は500万円を超えていて、一般職の平均値よりも高いとの結果が出ています。
また、実績重視の傾向が強いので、案件を受けて経験を積めば単価UPの交渉もしやすくなります。
そのため、プログラミングを学ぶと年収UPが期待できるんです。
メリット2:副業・フリーランスに活かせる
プログラミングを学ぶと、フリーランスや副業になる選択肢もできますよ!
というのも、プログラミングはパソコンとネット環境さえあればできるので、フリーランスや副業との相性がいいからなんです。
実際に、エンジニアとしてフリーで活動している方も多くいらっしゃいますよ。
将来的にフリーランスや副業で、場所にとらわれず働きたい方にプログラミングはおすすめです。
メリット3:作業を自動化できる
プログラミングを使えば、今まで時間のかかっていた手作業を自動化できます。
VBAを使ったエクセルのデータ入力の自動化がいい例ですね。
日常業務で「面倒くさいな・・・」「もっと楽にできないかな・・・」と思うものを自動化していけば、より価値を生み出す仕事に専念できますよね。
自動化はプログラミングを学ぶ大きなメリットの1つなんです。
メリット4:論理的思考が身につく
プログラミングは、論理的思考を身につける最良の手段なんです。
なぜなら、論理的にコードを作成しなければ機会が動いてくれないからです。
例えば、ロボットにただ「歩け」と命令してもうまく歩けません。
「右足を上げる」「右足を前に出す」というように、物が動く仕組みを理解して命令を出す必要があります。
この作業を繰返すことで、論理的に物事を考える癖がついていくんです。
プログラミングを学ぶデメリット3つ
ここからはプログラミングを学ぶ3つのデメリットを紹介します。
自分に向いているか参考にしてくださいね。
- 学習に多くの時間が必要
- 人によって向き・不向きがある
- 学習方法によってはコストがかかる
デメリット1:根気強い学習が必要
プログラミング学習は根気強く学ばなければなりません。
- 基礎レベル:200~250時間
- 転職レベル:300~600時間
- フリーランスレベル:1000時間以上
このようにプログラミングの学習は、長い時間をかけて学ぶ必要があるんですね。



デメリット2:人によって向き・不向きがある
人によって向き不向きが明確に分かれます。
というのも、プログラミングはトライ&エラーを繰返す地道な作業だからです。
パソコンと向き合いながら、エラー個所を見つけては改善を繰返いして必要があるんですよね。
地道な作業が苦手な人はプログラミング学習サイトの「Progate」などを使って、プログラミングに触れてみるのもおすすめです!



デメリット3:学習方法によってコストがかかる
プログラミングはさまざまな方法で学習できますが、場合によって学習コストがかかります。
無料学習サイトは基礎しか学べないので、有料版や書籍の購入が必要になるんです。
また、スクールで学ぶ場合は安くても10万円程度、高ければ60万以上の費用が必要です。
プログラミングを学ぶ目的を明確にして、どこまでコストをかけられるのか検討しておきましょうね!
以下の記事で、スクールの料金やコスパのいいスクールについてまとめていますので、興味がある方は参考にしてください!



プログラミング言語によってできることが変わる!
興味がある分野があれば、どんな言語が向いているのか理解しておきましょうね。
以下で、主な言語の得意な分野を紹介するので、参考にしてください。
- Java:Androidアプリ開発、業務システム開発、PCアプリ開発 など
- Ruby:Webアプリ開発、Webサイト制作、スマホアプリ、API など
- PHP:Webサイト制作、WordPressカスタマイズ など
- Python:人工知能開発、デスクトップアプリ制作 など
- C言語:ロボット開発、OS開発、ソフトウエア開発
- Swift:Apple系アプリ開発、Webサーバー開発 など
これから学ぶ未経験者におすすめの言語は3つ
未経験者におすすめの言語を3つ紹介しますね。
求人数が多い言語はそれだけ転職の成功率や世の中のニーズが高いので、習得後の仕事にもつなげやすいのでおすすめですよ!
- Java
- PHP
- Ruby
おすすめ1:Java
Javaは現在最も利用されている言語のひとつで、国内の求人数も圧倒的に多い言語です。
アプリ開発やシステム開発など広い分野で活躍しています。
多くの業界で利用されている言語のため、転職したい人にオススメですよ。
ただし、習得難易度は高いので、あらかじめProgateなどで言語に触れて自分に合うか確認しておきましょうね。



おすすめ2:PHP
PHPはJavaについで2番目に求人数が多く、需要の高い言語です。
HTMLと組み合わせられるため、Webページの制作に向いています。
ホームページを無料で作成できる、WordPressもPHPを用いて作られていますよ。
情報もたくさん出回っていて、初心者でも学習しやすいですよ!
おすすめ3:Ruby
Rubyは国内で開発された言語のため、日本人に使いやすい言語です。
国内の求人数も多く需要の高い言語で、ITベンチャーなどで利用されています。
Web系の開発に強いので、Web業界に興味がある方におすすめです!
習得難易度も高くないため、初心者向けの言語といえますね。



未経験者がプログラミングを学ぶおすすめ手順5ステップ
- プログラミングでできることを理解する
- プログラミングを学ぶ目的を決める
- 学ぶプログラミング言語を決める
- プログラミングを学ぶ手段を決める
- 環境整備をする
ステップ1:プログラミングでできることを理解する
まずは、プログラミングでなにができるか理解しましょう。
何ができるか理解していなければ、学ぶべき目的や言語が明確にできませんよね。
できることは先ほども紹介しているので、参考にしてくださいね!
ステップ2:プログラミングを学ぶ目的を決める
次はプログラミングを学ぶ目的を明確にしましょう。
目的が明確でないと、必要なスキルが身につかず挫折してしまいます。
プログラミング学習は長丁場になるので、モチベーション維持のためにも目的は大切なんですよ!
目的に例を紹介するので参考にしてくださいね。
- エンジニア転職したい
- フリーランスで働きたい
- 副業で稼ぎたい
- アプリを自作したい
ステップ3:学ぶプログラミング言語を決める
目的を決めたら、実際に学習する言語を決めましょう。
言語は目的に合うものを選びましょうね。
例えば、IT企業にエンジニア転職したいなら、求人数の多いJavaやRubyがおすすめです。
わからない場合は、スクールの無料体験やカウンセリングに参加すると、目的に合わせた言語を相談できますよ!
ステップ4:プログラミングを学ぶ手段を決める
言語を決めたら、プログラミングを学ぶ手段を考えましょう。
なるべくお金をかけないなら無料の学習サイトや書籍を使う、しっかり学びたいならスクールに通うなど、目的を考慮して最適な方法を選んでくださいね!
- 学習サイト:お金をかけずに基礎知識を習得したい人向け
- 書籍:自分のペースで学習したい人向け
- プログラミングスクール:お金をかけてしかっり学びたい人向け
未経験者がプログラミングを学ぶならスクールに通うのがおすすめ!
プログラミングを学びたいと思った方には、プログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。
というのも、スクールで学べばスキル定着以外にも多くのメリットがあるからなんです。
- 疑問点をすぐに解消できる
- 効率的にスキルを身につけられる
- 勉強の習慣をつけられる
- 就職・転職の成功率が上がる
- 現役のエンジニアから話が聞ける
- ほかの受講生との交流がモチベーションにつながる
プログラミングは本や専門サイトを使用して独学でも学べますが、スクールのほうが圧倒的にコスパがいいんです。
以下の記事でスクールで学ぶメリットやデメリットもまとめていますので、『独学ではなくスクールで確実にスキルを身に付けたい人』はぜひ参考にされてください。



ステップ5:環境整備をする
パソコンやネット環境がない人は準備しましょう。
プログラミングをするうえで必ず必要な環境ですよ!
できれば学習前に整えておくと、スムーズに学習を進められます。
スクールで学ぶ場合は、貸出のあるスクールもあるので事前に確認しておきましょうね。



プログラミングに興味を持ったら無料カウンセリングを活用しよう!
相談会では目的にあうおすすめの言語や、不安なことの相談ができますよ!
実際にメンターに会って相談できるので、スクールの雰囲気やメンターの人柄も知しれるんです。
スクールに通いたい場合は、必ず無料相談に参加しましょうね!



プログラミングを始めてみよう!
最後にもう一度おさらいしましょう。
- Webアプリ開発
- スマートフォンアプリ開発
- ゲーム開発
- システム開発
- AI(人工知能)開発
- プログラミングでできることを理解する
- プログラミングを学ぶ目的を決める
- 学ぶプログラミング言語を決める
- プログラミングを学ぶ手段を決める
- 環境整備をする
もしプログラミングスクールに興味が出た方は、プログラミングスクールの無料体験などに行ってみるのもおすすめです!
実際にプログラミングに体験したり、今後のキャリアについても相談できますよ!
これを機にプログラミングを学んでIT人材としてキャリアアップを目指しましょう!