- 30代におすすめのプログラミングスクールを知りたい
- プログラミングスクールはどうやって選べばいいの?
- 未経験の30代でもプログラミングを学べばエンジニアに転職できるか知りたい
杉本
この記事で解説する『30代におすすめのプログラミングスクール』を参考にプログラミングを学べば、たとえ未経験でも30代でプログラマーとして転職ができますよ。
プロアカ編集部では、17社を超えるプログラミングスクールを調査して、「料金、サービス内容、受講形式、長所・短所」などをGoogleスプレッドシートにまとめ、徹底比較しました!
また実際に9 社以上の無料カウンセリング・相談会へ参加し、スクール講師からアドバイスを受けています。
そのためプロ視点で、30代の転職にオススメなスクール探しをお手伝いできる内容となっています!
さらにこの記事では、プロアカ編集部や各スクール講師の視点に偏らないために、現役エンジニアの菅野さんに監修していただきました!
菅野

スクールの特徴を整理し、プロのエンジニア・講師の協力のもと、有益な情報を厳選した記事となっていますので、ぜひ参考にしてくださいね!
それではまず、『30代おすすめのスクール比較表』から紹介していきますね。
目次
30代におすすめ!人気プログラミングスクール比較一覧
プログラミングスクール | 転職 支援 | 転職 保証 30代 | 転職 成功率 | オン ライン 完結 | メンター | 公式 サイト |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() 公式ページを見る ![]() | ✔ | ◎ | ◎ 99% | ✔ | ✔ | ![]() |
![]() 公式ページを見る | ✔ | ◯ | ◯ | ✔ | ✔ | ![]() |
![]() 公式ページを見る | ✔ | × | ◎ 98% | – | ✔ | ![]() |
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・TechAcademy Proの転職保証の対象年齢は、32歳以下までとなります。
30代でも未経験からプログラマーへ転職できる!
30代のプログラミング未経験者でも、勉強すればプログラマーとして転職ができます。
たしかに一般的に30代で未経験の職種に転職するのは難しいといわれています。
しかし経済産業省の調査では、近年IT業界でプログラミング技術を持つ人材が不足しているのです。
また、現在ではIT業界以外でもプログラミングのスキルを持つ人材の需要が高まっています。
つまり人材不足と需要の高まりが同時に起きているので、30代のプログラミング未経験者にもチャンスがあるといえます。
30代がプログラミングスクールを使うべき理由3つ
「30代だとどうしてプログラミングスクールに通ったほうがいいの?」といった疑問を持つ方向けに、その理由を3つ解説します。
- 学習途中の挫折を避けられる
- 効率的にプログラミングの学習ができる
- 転職支援をしているプログラミングスクールがある
プログラミングスクールを活用してエンジニアへの転職を目指せば、転職に成功しやすくなりますよ。
理由1:学習途中の挫折を避けられる
プログラミングを独学で勉強する方のうち、およそ9割が挫折するといわれています。
なぜなら独学だとわからないことがあっても近くに聞ける人がいなかったり、エラーが出ても解決できなかったりするからです。
- 疑問点があっても質問できる環境がない
- エラーがでても解決できない
- モチベーションが維持できない
理由2:効率的にプログラミングの学習ができる
プログラミングスクールには、学習プランやカリキュラムのノウハウがあるため、効率的にプログラミングを学習することができます。
30代にさしかかると20代と比べて記憶力が低下しがちです。
プログラミングスクールの学習プランやカリキュラムのノウハウを活用して、効率的に学びましょう。
理由3:転職支援をしているプログラミングスクールがある
プログラミングスクールの中には就職や転職を支援してくれるところもあるため、スキル習得後にスムーズに転職につなげられます。
30代で転職する方は20代と比べて年齢面で不利に扱われやすいです。
ですから、プログラミングスクールの持つ企業とのコネクションを最大限に活用させてもらいましょう。
30代が転職するためのプログラミングスクールの選び方5つ
「転職活動をスムーズに進めて転職を成功させるにはどうすればいいの?」とお悩みの方に、30代におすすめのプログラミングスクールの選び方を5つ紹介します。
- 就職したい職種で選ぶ
- 学びたい言語で選ぶ
- 受講形式で選ぶ
- 転職支援が受けられるところを選ぶ
- オリジナルの成果物が作れるところを選ぶ
それぞれの選び方について、以下で詳しく見ていきましょう。
選び方1:就職したい職種で選ぶ
就職したい業種が決まっている方は、その業種への転職に有利なプログラミングスクールを選んでください。
なぜなら、ひと言で「プログラミング」といっても、さまざまな仕事内容があるからです。
たとえばAI(人工知能)を扱う職種に就きたい方は、AIのプログラミングで最も使われる言語「Python」を学べるスクールを選びましょう。
AI関係以外の職種のおすすめ言語については、下記にまとめてみましたので参考にしてください。
- HTML&CSS:プログラミングの基礎を知りたい人向けの言語
- C言語:組み込み系やロボット、ソフトウェア開発、ゲーム開発に使用される言語
- PHP:大手SNSや掲示板、検索エンジンに使用される言語
- Python:アプリやデータサイエンスなど幅広い分野で使われている言語。AI(人工知能)の開発に適している
- Java:汎用性が高いため需要が多く、転職しやすい言語。システム開発やアプリ開発をするなら押さえておきたい
選び方2:学びたい言語で選ぶ
学びたいプログラミング言語が決まっているなら、その言語に特化しているスクールを選ぶのがおすすめです。
その理由は、数多くのプログラミング言語を広く浅く学ぶよりも、特定の言語を深く知っておくほうが転職で有利だからです。
また、30代にもなると転職後に即戦力として期待される場合もあるので、実務に直結する授業内容が多いスクールを選びましょう。
選び方3:受講形式で選ぶ
次に、自分が住む場所や自由に使える時間帯にあわせて受講形式を選ぶ方法です。
プログラミングスクールには「オンライン受講」と「オフライン受講」の2種類の受講形式がありますよ。
オンライン受講はネット環境を使って自宅で学ぶ形式で、たとえばTechAcademy ProやPOTEPAN CAMPなどのスクールがあります。
なおスクールによってはオフラインとオンラインで学べる内容が違うので、事前に確認しておきましょう。
選び方4:転職支援が受けられるところを選ぶ
30代でも手厚い転職支援を受けられるプログラミングスクールを選びましょう。
プログラミングスクールの中には、転職支援の対象が20代限定のところもあるので注意してください。
転職支援では、専属のコンサルタントが面接指導をしてくれるところもあれば、相談に乗ってくれるだけの場合もあります。
このように転職支援の内容はスクールによって違うので、ホームページで確認したり無料体験に行って確認するといいですよ。
選び方5:オリジナルの成果物が作れるところを選ぶ
未経験の方がプログラミングスキルを必要とする業種へ転職する場合、卒業制作でオリジナルの成果物を作れるスクールを選ぶのがおすすめです。
なぜなら「自分の技術を証明するもの」として、企業にアピールできるからです。
しかし卒業制作の課題がカリキュラムで決められていると独自性が生まれず、企業にしっかりとアピールできない可能性があります。
30代の転職におすすめプログラミングスクール4選
「実際にどのスクールがおすすめなの?」と迷っている方向けに、プログラミング未経験の30代の方におすすめのスクールを4つ紹介します。
- 30代でも転職支援を受けたいならTECH CAMP エンジニア転職
- オンライン完結型で学びたいならTech Academy Pro
- 実務に近い経験を積むならDMM WEBCAMP
- Rubyを実践的に学習したいならPOTEPAN CAMP
それぞれのスクールの特徴やおすすめポイントについて、以下で詳しく見ていきましょう。
30代でも転職支援を受けたいならTECH CAMP エンジニア転職

- 30代でも高確率で転職をしたい人
- 通学でモチベーションを維持しながら学びたい人
- 未経験でもエンジニア転職しやすいスクールを選びたい人
TECH CAMP エンジニア転職は30代でも転職支援を受けられるので、未経験30代でITエンジニアに転職したい人におすすめです。
一般に公開されていない独自の求人を持っていて、30代でも転職保証が受けられますよ。
また、TECH CAMP エンジニア転職では、教室で他の人と一緒に学ぶことができるので、モチベーションを維持しながら勉強できます。
受講生一人ひとりに専属トレーナーが付き、600時間のオリジナル教材で即戦力スキルを習得できるので、未経験からでもエンジニアを目指すことができますよ。
オンライン講義のみで完結することができるので、地方在住の方にもオススメです
オンライン完結型で学びたいならTech Academy Pro

- オンライン完結型で学びたい人
- パーソナルメンターのフォローを受けながら学びたい人
- 32歳以下で確実にエンジニア転職したい人
TechAcademy Proは完全オンラインで受講できるので、オンライン完結型のスクールで学びたい人におすすめです。
12週間で未経験の状態から即戦力のスキルが身につくので、スピード感を持ってエンジニアへの転職を目指す人にもおすすめですよ。
受講生一人ひとりに現役エンジニアのパーソナルメンターがついて、マンツーマンで学習のサポートが受けられるので、質問も気軽にできます。
なお、キャリアカウンセラーによる転職サポートが受けられますが、受講できるのは受講開始時点で32歳以下という年齢制限がありますので注意してください。
実務に近い経験を積むならDMM WEBCAMP

- 実務に近い経験を積みたい人
- 働きながらエンジニア転職を実現したい人
- 仲間とともに切磋琢磨しながら学びたい人
DMM WEBCAMPは複数の生徒でチーム開発をする授業があるので、実践的なカリキュラムで学びたい人におすすめです。
スクールに通っていつでも講師にわからないことを質問できます。
条件を満たせば最大で授業料の70%(56万円)がキャッシュバックされますよ。
転職サポートを受けることができますが、転職保障制度は30歳未満限定で30代は要相談になりますので、興味がある方は一度問い合わせをしてみましょう。
Rubyを実践的に学習したいならPOTEPAN CAMP
- Rubyを実践的に学習したい人
- オンライン完結型で学びたい人
- 専属キャリアアドバイザーのサポートを受けて転職したい人
POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)はWEBサービスの開発でよく使用されているRubyやフレームワークのRuby On Railsを使用した実践的な学習ができるオンライン完結型のプログラミングスクールです。
プログラミングの理解度に合わせた3つのコースがあるので、基礎知識がある人はより発展的な内容を学ぶことができますよ。
POTEPAN CAMPには転職保証はありませんが、スクールの運営会社がエンジニア向け転職エージェントサービスを提供しており、転職支援に関してはプロなので安心です。
現に転職サポート希望者の内98%がWeb系エンジニアへの転職に成功しています。
30代がプログラミングスクールに入校する手順4ステップ
「受講するのがはじめてだから、スムーズに入校手続きができるだろうか」という不安を抱える方に、プログラミングスクールを選んで入校するまでの手順を4つにわけて紹介します。
- プログラミングスクールを選ぶ
- カウンセリングや体験会に参加する
- コースの受講条件を確認する
- 申込と入金をして受講を開始する
実際に授業が始まってから後悔しないよう、しっかりと読んでおいてくださいね。
ステップ1:プログラミングスクールを選ぶ
まずは先ほど紹介した「プログラミングスクールの5つの選び方」を参考にしつつ、自分の希望に沿うスクールを探してください。
自分のニーズをすべて満たすスクールが見つからない場合は、希望する条件の優先順位の高いものを決めてスクールを選ぶといいですよ。
ステップ2:カウンセリングや体験会に参加する
気になるスクールの候補が決まったら、無料のカウンセリングや体験授業に参加しましょう。
実際に講義に出てみないと、スクールの雰囲気が自分にあうかどうかわからないので。
カウンセリングを受ける前に、細かいカリキュラムや転職支援の内容など、事前のリサーチでわからなかったことをまとめておき、体験授業で質問するといいですよ。
ステップ3:コースの受講条件を確認する
自分がそのコースを受講できる条件を満たすかを確認しましょう。
なぜなら、スクールによってはコースを受講するために指定された教材や基本的な知識が必要な場合もあるからです。
たとえばPOTEPAN CAMPは、もっとも基礎的なコースを受講するためには「Macbookを所有していること」が条件になっています。
ステップ4:申込と入金をして受講を開始する
受講するスクールとコースが決まったら、入校の申込みと入金をすれば、受講が始まります。
たいていのスクールでは、初日にオリエンテーションが行われて、学習の進め方や講義の日程を教えてくれます。
そのためスクール通いがはじめての方でも、カリキュラムの進め方がわかるので安心ですよ。
オリエンテーションがない場合は説明資料が配布されます。
もし読んでいてわからないことがあれば、後にトラブルになる可能性があるのですぐに質問しましょう。
- 氏名
- 住所
- 連絡先
- 入金方法
30代が転職のためにプログラミングスクールに通うときの注意点2つ
転職に失敗しないために、プログラミングスクールに通うときの注意点を2つ紹介します。
- 30代で未経験の転職は難しい
- 無料のスクールは避けよう
注意点1:30代で未経験の転職は難しい
ひとつ目の注意点は、世間では人材不足が深刻化しているとはいえ、30代の方は簡単に転職できるとは限らないことです。
同じ未経験者なら30代ではなく20代の人材が採用される可能性が高いといえます。
それでもあえて企業が30代の未経験者を採用するのは、20代にはない業界の知識や充分なビジネス経験といったベースがあり、即戦力になってくれることを期待しているからです。
採用面接でそのあたりをうまくアピールできるかがポイントですよ。
- 即戦力性
- 業界知識や経験
- マネジメント力
対策:30代で転職成功率が高いスクールを利用する
30代の転職成功率が高いスクールに通えば転職に成功しやすくなります。
たとえば30代以上の生徒の在籍割合が30%の「TECH CAMP エンジニア転職」は転職成功率が99.0%なので、30代の転職成功率が高いといえます。
またTECH CAMP エンジニア転職はプログラミング未経験者が99%、IT以外の業界の出身者が90%を占めています。
そのため、自信がない方でも未経験者に特化した教育プログラムを安心して受講できますよ。
注意点2:無料のスクールは避けよう
30代で転職を考えている方は無料のスクールは避けましょう。
その理由は、無料のスクールは年齢制限などで希望の職種につけない可能性があるからです。
また、無料のスクールは卒業生を企業に紹介して手数料をもらって運営しているので、必ずしも希望の業種や職種を紹介してもらえるとは限りません。
転職先の企業を自分で決めたい場合は無料スクールは避けるか、事前にどんな転職先を紹介されるのか確認しておきましょう。
【Q&A】30代によくあるプログラミングスクールの質問2つ
転職を目指す30代の方によくあるプログラミングスクールに関するQ&Aを2つ紹介します。
- 就職支援は地方でも受けられるの?
- 転職しやすいプログラミング言語は?
質問1:就職支援は地方でも受けられるの?
スクールによっては、転職支援の対象が首都圏や拠点がある地域に限られていて、地方の就職支援は行っていないところがあります。
その理由は、首都圏やスクールの拠点から離れた地域では、企業からの求人が集まりにくいからです。
そのため、地方の企業への就職を検討している方は、入校する前に希望する地域で就職支援があるかどうか確認しておきましょう。
質問2:転職しやすいプログラミング言語は?
引用元:レバテックキャリア
レバテックキャリアの調査(2017年度と2018年度)によると、もっとも求人数が多い言語はJavaで、全体の約30%を占めています。
Javaに次いでPHPの約15%、Rubyの約8%の順に求人数が多いです。
Javaの人気が高いのは、最近注目されているブロックチェーンやスマホ決済サービスにおける人材の需要が高まっているためと考えられます。
PHPはもともとweb開発の現場でよく使われていましたが、新規サービスの立ち上げにおいてRubyやPythonの代わりに使われる機会が増えたため拡大しています。
30代の転職におすすめのプログラミングスクールまとめ
上記で紹介した『30代が転職するためのプログラミングスクールの選び方5つ』を参考にすれば、自分のニーズに合あうプログラミングスクールを見つけることができます。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- プログラミング技術のある人材が不足しているので、30代でも転職が成功する可能性が高い
- 30代でプログラマ転職のスキルを身につけたいときは、転職支援のあるプログラミングスクールの受講がおすすめ
- プログラミングスクールにはさまざまな種類があるので、自分のニーズに合うものを選ぼう
- 30代でも転職支援を受けたいならTECH CAMP エンジニア転職
- オンライン完結型で学びたいならTech Academy Pro
- 実務に近い経験を積むならDMM WEBCAMP
- Rubyを実践的に学習したいならPOTEPAN CAMP
「プログラミングを学ぶのは大変そう」だと最初は思うかもしれません。
ですが、プログラミングスクールを利用して知識とスキルを身につければ、途中で挫折することなく、30代でのプログラマ転職がきっとうまくいきますよ。