- Webプログラミングってそもそも何?
- Webプログラミングってなんか種類があって、どれから学べばいいの?
- 自分もWebプログラミングを始めたい!
編集部: 杉本
この記事で解説する『Webプログラミングの基礎と始め方』を理解すれば、初心者でもWebプログラミングを始められるようになります。
この記事では現役エンジニアの大塚さんに監修頂き、Webプログラミングの基礎についてまとめています。
大塚

またまとめるにあたり、以下の情報を参考にしています。
- 現役エンジニアの解説
- 各言語の公式情報
Webプログラミングの基礎から解説するので、Web開発をまったく知らない方でも安心して読んでくださいね。
はじめに、「そもそもWebプログラミングとはなにか?」について解説します。
目次
Webプログラミング「Webサイト・サービス開発」のこと!
Webプログラミングとは、サイトの見た目や情報をやり取りするサービスなどのWebサイトの設計・開発をすることです。
そのうちWebサイト開発ではサイトの見た目や配置などを作り、Webサービス開発ではデータのやり取りや情報を蓄積するためのシステムを作ります。
Web開発では「フロントエンド」と「バックエンド」という言葉がよく使われるので、理解しておきましょう!
Webサイト開発で使われる用語:フロントエンド
フロントエンドとは、ホームページの装飾や画像などユーザーの目に触れる部分のシステムをいいます。
たとえば画面に表示される文字に装飾を施したり、背景に色をつけたりするのがフロントエンドですね。
なお、フロントエンドの開発に興味がある人は以下3つの言語を中心に学習しましょう。
- HTML
- CSS
- JavaScript
Webサービス開発で使われる用語:バックエンド
バックエンドとは、データのやり取りをする部分でユーザーの目には触れないシステムです。
たとえば、ネットショッピングで注文品の届け先などのデータをやり取りする部分がバックエンドにあたります。
バックエンドはシステムの内部という意味から「サーバーサイド」とも呼ばれます。
バックエンドでは以下4つの言語がよく使われますね。
- PHP
- Ruby
- Java
- Python
Webプログラミング入門者はHTML/CSSから勉強しよう!
Webプログラミングを学ぶなら、Web開発で必須のHTML/CSSから勉強しましょう。
理由は、上から順に処理を行ったり、コマンドを入れて動作を指定するといったプログラミングの基本的な考え方が身につくからです。
ただしHTML/CSSには以下の点に注意が必要です。
Webプログラミング入門者が始めるのに必要なもの2つ
Webプログラミングをはじめるには以下2つが必要です。
スマホだけでは足りないので気をつけてくださいね!
- パソコン
- テキストエディタ
必要なもの1:パソコン
Webプログラミングを学習して、開発を始めるにはパソコンが必要です。
スマホしか持っていない人はパソコンを準備しましょう。
なお、Webプログラミング用の言語はWindows・Macどちらでも開発できます。
もし迷ったら、Rubyの環境構築が不要だったり、iPhoneアプリの開発に制限がないMacにしておくと初心者には良いでしょう。
必要なもの2:テキストエディタ
プログラミングには、コードを書くためのツールが必要です。
専用の「テキストエディタ」を使うのが一般的ですよ!
理由は、段落や色分けといった機能があり、コーディングの効率が格段に上がるからです!
大塚
Webプログラミング入門:始めるためのステップ4つ
Webプログラミング未経験から、HTML/CSSとJavaScriptを使ってWebサイト開発をはじめるには以下4ステップを踏みましょう。
はじめかたがわからず困っていた人は参考にしてくださいね!
- .目的とゴールを決めよう
- 基礎知識をつけよう
- 既存のサイトを真似して作ってみよう
- オリジナルのサイトを作ってみよう
ステップ1:目的とゴールを決めよう
まずは何を目的としてどこまでプログラミングを学習するのか決めてください。
なぜなら、どの言語をどのレベルまで学習すべきかがあやふやだと、漫然と学習しがちだからです。
その結果期間が延びたり、何を学習すべきかが不明瞭になったりして、挫折に繋がりやすいんですね。
「今週中に背景色を変更できるようになる」「3ヶ月以内に自分が作りたいイメージのサイトを完成させる」といった具体的な期限とゴールを設けましょう!
大塚
編集部:杉本
ステップ2:基礎知識をつけよう
基礎知識の学習は手を抜かずに取り組みましょう。
その理由は、基本的な用語や文法の知識がなければコードの意味を理解できず、学習を挫折しやすいからです。
たとえば、HTMLならpタグや見出しタグの意味や使い方ですね。
ただし基礎知識の勉強に時間をかけすぎると実践的な内容に進めないので、1~2週間でひととおりの知識に目を通すイメージで学習しましょう!
ステップ3:既存のサイトを真似して作ってみよう
教材を読んでコードの意味を理解するだけでは、実際にサイトを作れるようにはなりません。
実践的なスキルを磨くには、既存のサイトを真似して作るのが近道です!
大塚
ステップ4:オリジナルのサイトを作ってみよう
オリジナルのサイトを作って応用力を磨きましょう。
ただし、最初から完璧なサイトを作るのは難しいので、まずは1ページで完結するサイトから作ってみるといいですね。
自力でオリジナルサイトが作れるようになったら、さまざまな機能を追加していきます。
また、作ったサイトをネットに公開してユーザーの反応を踏まえて改善していくと、現場で求められるスキルが身につきますよ!
入門向けかつWeb開発でよく使われるプログラミング言語3つ
Web開発でよく使われる言語のうち、初心者向けのものを紹介します。
言語選びで困ったときは以下3つの言語から学習するのがおすすめですよ!
- Webサイト開発に必須の言語:JavaScript
- Webサイト・Webサービス両方作れる:PHP
- バックエンドを楽しく学べる言語:Ruby
Webサイト開発に必須の言語:JavaScript
JavaScriptはブラウザ上で文字や画像を動かしたりできる言語です。
Webサイト開発ではHTML/CSSとセットで使われていて、習得難易度の低い言語なので初心者におすすめです!
実際にProgateやはてなブログで使われていますね。
ちなみにJavaとはまったく異なる言語なので、混在しないよう注意してください。
Webサイト・Webサービス両方作れる:PHP
PHPはWebサイトやログイン画面、問い合わせ画面といったWebサービスがも開発できるバックエンドの言語です。
たとえば、レストラン口コミサイトのRettyや、メッセージアプリのSlackはPHPでできています。
PHPを覚えれば、Webサイト作成ツールでシェアの高い「WordPress」の案件を受けられ、安定した受注が見込めます。
また、サービス開発をしたい人は開発用フレームワークの「Laravel」もあわせて学ぶと、スピード感のある開発ができますよ!
バックエンドを楽しく学べる言語:Ruby
Rubyはクックパッドやクラウドワークスの開発に使われるバックエンドの言語です。
日本人が発明した言語で日本語の教材や質問サイトが充実しているので、初心者でも学習しやすくておすすめですよ!
「Ruby on Rails」というフレームワークを使うと、スピーディにWebサービスを開発できるので、ITベンチャーが新規のWebサービス開発でよく使います。
ITベンチャーに就職して、リモートワークやフレックスタイムなどの柔軟な働き方がしたい人は覚えておきましょう。
Webプログラミングを勉強するための勉強法3つ
未経験からWebプログラミングを勉強する方法を紹介しますね。
勉強方法に悩んでいる方は以下3つを参考にしてくださいね。
- Webプログラミングの解説本を使う
- 学習サイトを使う
- プログラミングスクールに通う
勉強法1:Webプログラミングの本を使う
書籍を身ながら、実際にコードを打ち込んだりして学習する方法です。
大塚
なお、古い本を使うとコードの書き方や開発環境が今と違うケースがあるので、必ず2年以内に発行された最新版を使いましょう。
初心者の学習におすすめの本と、失敗しない本の選び方が知りたい人は「おすすめの本12選」の記事も見てみてくださいね!
勉強法2:学習サイトを使う
ドットインストールやProgateといったプログラミングの学習サイトを使う方法です。
ドットインストールは1本あたり3分ほどの動画で手軽に学習できるサイトなので、通勤・通学時や空き時間に勉強したい人におすすめです!
また、ブラウザ上でコーディングができるProgateは、環境構築の手間を省いて手軽に勉強できるのが特徴です。
ほかにも手軽に学べる学習サイトをお探しの方は「学習サイト16選」で詳しく紹介しています!
Webで学べる!プログラミング学習サイト16選と活用すべき理由
勉強法3:プログラミングスクールに通う
実務で使えるスキルを効率的に身につけたい人はスクールの受講を検討しましょう。
なぜならスクールでは、現役のエンジニアから実務レベルのプログラミングを教えてもらえるからです。
また、独学の挫折率は約90%といわれており、独学でやり遂げられるか不安でサポートを受けたい人にもおすすめです。
さらに履歴書添削や面接対策など就職・転職時のサポートもあるので、身につけたスキルを仕事につなげたい人にもおすすめですよ!
Webプログラミングを学びたい人におすすめのスクール4つ
「集中的にWebプログラミングを学びたい!」という人は、以下4つのスクールがおすすめです。
スクールによって特徴が異なるので、自分にあうスクールを選んでくださいね!
- コスパよくWebプログラミングを学びたい人なら:TechAcademy
- Webエンジニアとして転職したい人は:TECH CAMP エンジニア転職
- Web開発に特化した講師を指名したいなら:CodeCamp
- Webサイト開発の副業・フリーランスに興味がある人なら:SAMURAI ENGINEER
コスパよくWebプログラミングを学びたい人なら:TechAcademy

- オンラインだけで学びたい
- 受講料を安く済ませたい人
- jQueryをしっかり学びたい
選べるコースが豊富で、フロントエンドコース、Webアプリケーションコースなど詳しく知りたい分野を学べます。
フロントエンドコースではjQueryを利用した動きのあるサイトを作れるようになりますよ。
週2回のビデオ面談と毎日8時間常時チャットサポートで分からない部分を理解できるまでしっかり教えてもらえるので、独学が不安な人も最後までやり遂げられます!
Webエンジニアとして転職したい人は:TECH CAMP エンジニア転職

- 転職保証サポートを受けたい
- 最短でスキルを習得したい
- 実際の現場のような開発経験を得たい
手厚いサポートで確実に転職を目指す人におすすめなのが、TECH CAMP エンジニア転職です。
39歳以下の受講者には転職保証サポートが受けられるので、万が一エンジニア転職できなかった場合は受講料が全額返金されます。
カリキュラムはWeb開発特化型、未経験者向けに組まれているので初心者でも最短でプログラミングスキルを習得できますよ。
実際の現場と同じ進め方で開発の経験を積めるので、卒業後はすぐに実務に移れます。
- 短期集中スタイル(10週間転職コース)
- オンラインプラン
- 週2通学プラン
- フル通学プラン
- 夜間・休日スタイル(6か月転職コース)
- オンラインプラン
- 週2通学プラン
- フル通学プラン
詳しくはTECH CAMP エンジニア転職公式HPをご覧ください。
Web開発に特化した講師を指名したいなら:CodeCamp

- 自分で講師指名したい
- 質の高い講師から学びたい
- ライフスタイルに合わせて学びたい
講師は全員現役エンジニアで、通過率10%の採用試験を通過したトップクラスの講師からマンツーマン指導を受けられます。
さらに自分で講師を選択できるので、Web開発について訊きたい人は「Web」「フロントエンド」「サーバーサイド」などの肩書を持つエンジニアを指名して効率よく学べますよ。
レッスンの予約可能時間は7:00~23:40、当日の予約もできるので、朝の時間を有効活用したり仕事帰りの夜から学んだり自分のライフスタイルに合わせられます。
Webサイト開発の副業・フリーランスに興味がある人なら:SAMURAI ENGINEER

- フリーランスを目指している
- オーダーメイドカリキュラムで学びたい
- マンツーマン授業でしっかり学びたい
学びながらフリーランスの経験も得たい人におすすめなのが、SAMURAI ENGINEERです。
スクールの中では珍しい案件獲得サポートがあり、個人での案件獲得から作成、納品までを専任講師がしっかりサポートしてくれます。
自分の理解度や目的に合わせたオーダーメイドカリキュラムで勉強を進めるので、目標まで遠回りせずに学べますよ。
マンツーマン授業なので、自分のペースで進めながら分からない部分をすぐに質問できるので卒業まで挫折せずに続けられます。
【Webプログラミング初心者の入門】まとめ
上記で紹介した『Webプログラミングの基礎と始め方』を理解すれば、初心者でもWeb開発の第一歩を踏むことができますよ!
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 目的とゴールを決めよう
- 基礎知識をつけよう
- 既存のサイトを真似して作ってみよう
- オリジナルのサイトを作ってみよう
- Webプログラミングの解説本を使う
- 学習サイトを使う
- プログラミングスクールに通う
- コスパよくWebプログラミングを学びたい人なら:TechAcademy
- Webエンジニアとして転職したい人は:TECH CAMP エンジニア転職
- Web開発に特化した講師を指名したいなら:CodeCamp
- Webサイト開発の副業・フリーランスに興味がある人なら:SAMURAI ENGINEER
Webプログラミングは、初心者でも始めやすい分野です。
まずは習得が簡単なHTML/CSSから勉強して、そこから違う言語を触ってできることを増やしてみてくださいね。